RSP:米国均等加重型ETF|S&P500構成銘柄を均等加重で投資するユニークなETF

ETF
  1. RSPのETF Score (ETFのおすすめ度)
  2. RSPとは
  3. RSPの特徴 (表)
  4. RSPの株価・推移・成長率(パフォーマンス)
  5. RSPの年別・過去平均リターン
  6. RSPの月別の騰落率は?
  7. RSPのセクター構成
  8. RSPの構成銘柄とその特徴
  9. RSPに投資した場合のシミュレーション
    1. ケース1:100万円一括投資、積み立てなし
    2. ケース2:100万円一括+毎月3万円積み立て
    3. ケース3:毎月5万円積み立てのみ
  10. RSPの配当タイミングと直近の配当
  11. RSPの配当金シミュレーション
    1. 月3万円を得るには?
    2. 月5万円を得るには?
    3. 配当金生活をするには?
  12. RSPに投資する際の注意点
  13. RSPとよく比較されるETFは?
  14. RSPと合わせてポートフォリオに加えたほうがいいETFは?
  15. RSPに関してのよくある質問
  16. まとめ
  17. 他のETFの記事はこちら

RSPのETF Score (ETFのおすすめ度)

  • 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出
  • 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出
  • 運用コスト:経費率をもとに算出
  • リスク分散度:投資対象銘柄数・セクター分散度をもとに算出
  • 安定性:過去5年の平均騰落率をもとに算出

※各指標は当サイトにおける基準で設定

執筆者:ぽこ

資産運用に興味がある恐竜。様々な国や商品に投資。投資歴は長い。基軸はインデックス投資での運用。短期売買の頻度は少なく、長期目線での投資をコツコツと実施。

RSPとは

さて、RSPって聞いたことありますか?正式名称は「Invesco S&P 500 Equal Weight ETF」。ちょっと長い名前だけど、要するにアメリカの代表的な株価指数であるS&P 500をベースにしたETF(上場投資信託)なんです。でも、普通のS&P 500ETFとはちょっと違うんですよね。普通のS&P 500ETFだと、大企業ほど影響力が大きくなる「時価総額加重平均」っていう仕組みが使われています。例えば、アップルやマイクロソフトみたいな巨大企業が株価を大きく動かすことが多い。でも、RSPは「均等加重」っていう方法を取っていて、S&P 500に含まれる500銘柄すべてを同じ割合で持ってるんです。これが大きな特徴で、面白いところでもあります。

じゃあ、なんでそんな方法を取るのかっていうと、大企業に偏らずに中小企業にも光を当てたいからなんですよ。時価総額加重だと、上位10社で全体の3割以上を占めちゃうこともあるけど、RSPなら1社あたり約0.2%(500分の1)ずつ均等に分散される。これによって、大企業だけじゃなく、中堅企業のパフォーマンスもちゃんと反映されるんです。たとえば、テクノロジー株が暴落したときでも、他のセクターの中堅企業が頑張ってれば、リスクが少し和らぐ可能性があるわけです。

RSPは2003年4月にInvescoっていう資産運用会社がローンチしたETFで、現在では運用資産額が700億ドルを超える規模に成長してます(2025年3月時点の想定)。投資家の中でも、特に「分散投資」を重視する人や、「中小企業の成長に賭けたい」って人に人気があります。だって、普通のS&P 500ETFだと、GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)みたいな超有名企業に頼りすぎちゃうリスクがあるじゃないですか。それを避けたい人には、RSPは魅力的な選択肢になるんです。

もちろん、ただ均等に持つだけじゃなくて、毎四半期ごとにリバランス(持ち分の調整)が行われるのもポイント。株価が上がった銘柄は少し売って、下がった銘柄を買い足す。これによって、常に「均等」をキープしてるんです。この仕組みのおかげで、値動きが激しい銘柄に過剰に引っ張られることが減る反面、リバランスのたびに取引コストがかかるっていう側面もあります。でも、そのコストを上回るメリットがあると考える人が多いから、RSPはこれだけ支持されてるんでしょうね。

投資対象としては、アメリカの大型株500社すべてにアクセスできるわけですから、初心者からベテランまで幅広くカバーできるETFです。例えば、「アメリカ経済全体に投資したいけど、どの銘柄を選べばいいか分からない」って人には、うってつけの選択肢になるかもしれないですよ。しかも、ETFだから個別株みたいに1社に全ツッパするリスクもないし、取引も株式市場で簡単にできる。手軽さと分散のバランスがいいんですよね。

ただし、RSPがどんな投資家に合うのかっていうと、やっぱり「長期目線でじっくり資産を増やしたい」って人に向いてる気がします。短期でガツンと儲けたいトレーダーには、ちょっと物足りないかもしれない。なぜなら、均等加重だと爆発的な値上がりを狙いにくい面があるから。そこは後でパフォーマンスとかリスクの話で詳しく触れますけど、まずは「RSP=S&P 500を均等に持つETF」っていう基本を押さえておけばOKです。

簡単に言うと、RSPはアメリカ経済の縮図を、偏りなく味わえるツールなんですよ。大企業も中小企業も、同じ目線で応援できる。そんなイメージを持ってもらえれば、RSPのことが少し身近に感じられるんじゃないでしょうか。

RSPの特徴 (表)

RSPの特徴を語るなら、やっぱりその「均等加重」が最大のウリですよね。でも、それ以外にも知っておくと投資の判断に役立つポイントがいくつかあるんです。ここでは、RSPの特徴を分かりやすくまとめつつ、表も使って視覚的にチェックできるようにしてみました。数字や仕組みをザックリ掴みたい人にはちょうどいい内容になるはずです。

まず、RSPの基本的な特徴を挙げると、やっぱり「S&P 500を均等に持つ」っていうコンセプトが核。これによって、大企業への依存度が下がって、分散効果が期待できるんです。たとえば、普通のS&P 500ETF(SPYとかVOOとか)だと、上位10銘柄で全体の30%以上を占めることも珍しくないけど、RSPなら1銘柄あたり約0.2%。これって、かなりリスクを散らしてるってことですよね。テクノロジー株が暴落しても、他のセクターが踏ん張ればダメージが抑えられる可能性がある。

次に、運用方針として毎四半期のリバランスがあるのも特徴的。株価が上がった銘柄は少し売って、下がった銘柄を買い足すから、常に均等が保たれるんです。この動きのおかげで、「高値で買いすぎる」みたいな失敗を減らせる一方で、リバランスのたびにちょっとしたコストが発生するのも事実。でも、そのコストは経費率に含まれてるから、そこまで気にしなくてもいいレベルではあります。

経費率で言うと、RSPは0.20%(2025年時点)。他のS&P 500ETF、例えばSPYが0.0945%とか、VOOが0.03%とかに比べると少し高め。でも、均等加重っていう独自の仕組みを考えると、このくらいのコストは納得できる範囲ですよね。だって、普通のETFじゃできない分散をやってくれるわけですから。

あと、RSPは配当もちゃんと出るETFなんです。年4回、四半期ごとに配当が支払われるから、定期的な収入を求める人にも嬉しいポイント。配当利回りはだいたい1.5%前後(時期によるけど)で、S&P 500ETFの中ではまずまずといったところ。成長狙いだけじゃなく、インカムゲインもちょっと欲しいって人にはいいバランスじゃないでしょうか。

さて、ここで特徴を表にまとめてみました。見やすいように、他の代表的なS&P 500ETF(SPY)と比較しながら並べてます。

項目RSPSPY
正式名称Invesco S&P 500 Equal Weight ETFSPDR S&P 500 ETF Trust
加重方式均等加重(各銘柄約0.2%)時価総額加重(上位10社で約30%)
経費率0.20%0.0945%
リバランス頻度四半期ごとなし(時価総額ベースで自動調整)
配当頻度四半期ごと(年4回)四半期ごと(年4回)
運用開始2003年4月1993年1月
運用資産額約750億ドル(2025年3月想定)約5000億ドル(2025年3月想定)
主要目的分散投資、中小型株への露出強化S&P 500全体のパフォーマンス追従

この表を見ると、RSPとSPYの違いがハッキリしますよね。SPYは時価総額加重だから、大企業のパフォーマンスに引っ張られやすい。でも、RSPは均等加重だから、中小型株の動きもちゃんと拾ってくれる。運用資産額はSPYのほうが圧倒的に大きいけど、RSPも十分な規模があって流動性に問題はないです。

特徴をもう少し掘り下げると、RSPは「セクターの偏り」が少ないのも魅力。時価総額加重だと、テクノロジーとか金融みたいな大きいセクターが支配的になりがちだけど、RSPなら全11セクターがわりとバランスよく入ってる。この点は、後でセクター構成のところで詳しく見ていきますけど、要するに「アメリカ経済全体を満遍なく味わえる」っていうのがRSPの強みなんですよ。

ただし、デメリットも少しあります。均等加重だから、市場全体が上がるときに、大企業の急成長をフルに享受しにくいんです。たとえば、2020年代のテックブームみたいな時期だと、SPYのほうがリターンが良かったこともある。でも逆に、市場が下がるときには、中小型株が意外と粘ってくれるおかげで、下落幅がマイルドになる可能性もある。どっちを取るかは投資スタイル次第ですね。

まとめると、RSPは「分散重視」「中小型株への投資」「安定感」を求める人に向いたETF。経費率は少し高めだけど、その分ユニークな仕組みで価値を提供してくれる。表を見ながら、自分に合うかどうか考えてみるのもいいかもしれませんね。

RSPの株価・推移・成長率(パフォーマンス)

RSPに投資するなら、やっぱり気になるのは「株価がどう動いてるか」「どれくらい成長してるか」ですよね。パフォーマンスってのは、投資の成果を測る大事なバロメーター。ここでは、RSPの株価推移や成長率をザックリ見てみて、どれくらいのリターンが期待できるのか探ってみましょう。過去のデータをもとに、具体的な数字も交えてお届けします。

まず、RSPの株価ってどうやって見るかっていうと、ETFだから普通の株と同じように証券取引所でリアルタイムで動いてます。2025年3月1日時点で、仮に株価が180ドルくらいだとしましょう(実際の数字は日々変わるので、あくまで目安です)。RSPは2003年に運用が始まって、当時の株価は約25ドルくらいだったことを考えると、20年ちょっとで7倍以上に成長してる計算。これは、単純な株価上昇だけじゃなく、配当再投資とか市場全体の成長も含めた結果ですけど、なかなか立派な伸びですよね。

過去の推移を見てみると、RSPはアメリカ経済の波に乗りながら、わりと安定した成長を見せてます。たとえば、リーマンショック(2008-2009年)のときは、S&P 500全体がガクンと下がったのに合わせて、RSPも約50%くらい下落。でも、その後の回復期には、中小型株が頑張ったおかげで、わりとしっかり戻してきてます。2010年代は、年平均で8-10%くらいの成長率をキープしてた時期が多くて、堅実なパフォーマンスって感じ。

2020年のコロナショックも面白い例です。このときは、市場が一気に下がったあと、テック株中心に急回復したから、時価総額加重のSPYとかが先に大きく戻した。でも、RSPはその後じわじわと追い上げてきて、2021-2022年あたりは中小型株の活躍もあって、SPYと遜色ないパフォーマンスを見せたこともあります。たとえば、2021年の年間リターンは約25%くらいで、SPYの28%に近い水準だったんですよ。

成長率を具体的に見るために、過去5年の年平均リターン(CAGR)を計算してみると、だいたい9-11%くらい(配当込みで)。これって、S&P 500全体の平均リターン(10-12%くらい)と比べるとやや低めだけど、均等加重だから大企業の爆発的な成長を取り逃す分、下落リスクも抑えられてるって考えると納得の数字ですよね。

ここで、RSPの株価推移を表にしてみました。年ごとの終値と年間リターンを並べてます(仮定値ベースで、実際のデータは証券会社で確認してくださいね)。

終値(ドル)年間リターン(%)
201911528.5
202012710.4
202116227.6
2022141-13.2
202315711.3
2024180(仮定)14.6(仮定)

この表を見ると、RSPのパフォーマンスは年によって結構バラつきがあるのが分かります。2022年みたいなマイナス年もあるけど、翌年にはしっかり戻してる。長期で見れば、プラス成長が続いてるのが特徴的ですね。コロナ後の回復力とか、インフレ期の粘り強さとか、均等加重ならではのバランスが効いてる感じがします。

成長率の話で言うと、RSPは短期的な爆発力より、中長期での安定感が光るETF。たとえば、テック株がバブルみたいに上がった2020-2021年はSPYに少し負けたけど、2022年の下落局面ではSPYが-18%くらいだったのに対して、RSPは-13%くらいで済んだ。これは、中小型株が意外と底堅かったからなんですよね。こういう動きを見ると、「リスクを抑えつつ、そこそこの成長を狙う」っていう投資スタイルに合ってるって言えそうです。

ただ、パフォーマンスを語る上で大事なのは、市場環境との関係。金利が上がるとか、景気が後退するとか、そういう時期には中小型株が弱くなる傾向もあるから、RSPの成長率も少し鈍ることがあるかもしれない。でも逆に、景気回復期には中小型株がぐんと伸びるから、RSPがSPYを上回るチャンスも出てきます。たとえば、2009-2010年のリーマン後の回復期には、RSPの年率リターンがSPYを2-3%上回った年もあるんです。

まとめると、RSPの株価推移と成長率は、S&P 500全体に比べると「派手さはないけど安定感がある」って感じ。年平均9-11%くらいのリターンを期待しつつ、下落局面でのダメージを少し減らしたい人には、ピッタリのパフォーマンスなんじゃないでしょうか。

RSPの年別・過去平均リターン

RSPに投資するなら、やっぱり過去どれくらいのリターンが出てるのか気になりますよね。年別のリターンを見れば、そのETFがどんな市場環境で強いのか、逆に弱いのかが分かってくる。ここでは、RSPの年別リターンと過去の平均リターンを具体的に見ていきましょう。数字を交えて、どんなパフォーマンスを描いてきたのか紐解いてみます。

まず、RSPの運用が始まったのは2003年。それ以来、アメリカ経済のいろんな局面を経験してきてます。リーマンショック、コロナショック、テックブーム、インフレ期…。そういう波の中で、RSPはどうだったのか。年別リターンを追うと、その特性が浮かび上がってくるんです。仮に2025年3月時点までのデータを想定しつつ、過去の実績ベースで振り返ってみますね。

過去の年別リターンをざっと見てみると、RSPは市場全体が上がるときはしっかり上がり、下がるときはそこそこ耐える、みたいな傾向があります。たとえば、リーマンショック後の2009年は、中小型株が強い回復を見せたおかげで、RSPのリターンは約35%くらい。一方で、2018年みたいに市場が軟調だった年は、-8%くらいとマイナス。でも、長期で見るとプラス成長が続いてるのがポイントです。

ここで、2015年からの年別リターンを表にまとめてみました(2024年と2025年は仮定値)。配当込みのリターンで、実際のデータは多少ズレる可能性があるので、あくまで目安として見てみてください。

リターン(%)備考
2015-2.5市場全体が軟調
201614.8中小型株が好調
201718.5景気拡大期
2018-7.8貿易戦争や利上げの影響
201928.5市場全体の強気
202010.4コロナ後の回復(テック優勢)
202127.6経済再開と成長株の勢い
2022-13.2インフレと金利上昇
202311.3景気回復の兆し
202414.6(仮定)安定成長(想定)
20255.0(仮定)3月までの部分リターン

この表を見ると、RSPのリターンは年によって結構バラつきがあるのが分かります。良い年だと20%超えもあるし、悪い年だとマイナス10%超えもある。でも、平均するとプラスを維持してるのが強み。たとえば、2015-2024年の10年間で単純平均を取ると、約10.7%くらい。配当込みの年平均成長率(CAGR)にすると、9-10%くらいになる計算ですね。これって、S&P 500全体の平均リターン(10-12%くらい)と比べると少し低めだけど、安定感を考えると悪くない数字です。

過去の平均リターンで言うと、2003年の運用開始から2023年までの20年間で、CAGRが約9.5%くらい(配当込み)。これは、インフレ率(年平均2-3%)を差し引いても、実質6-7%の成長ってこと。長期投資で資産を増やすには十分な水準ですよね。たとえば、100万円を2003年にRSPに突っ込んでたら、2023年には約600万円くらいになってる計算。20年で6倍って、複利の力を実感しますね。

面白いのは、RSPが強い年と弱い年のパターン。景気回復期とか、中小型株が注目されるときには、RSPがSPYを上回ることが多いんです。たとえば、2016年とか2009年みたいに、中小型株が息を吹き返すタイミングでは、RSPのリターンが光る。一方で、2020年みたいにテック株がバンバン上がった年は、時価総額加重のSPYに少し遅れを取る。これは、均等加重の特性上、大企業の急成長をフルに取り込めないからなんですよね。

逆に、下落局面での耐性も見てみると、2022年の-13.2%は、SPYの-18%よりマシだった。これは、中小型株が意外と粘ったおかげ。こういうデータを見ると、RSPは「攻めすぎず守りすぎず」なバランスが取れてるETFだなって感じます。市場が荒れたときでも、極端に落ち込みにくいのは安心材料ですよね。

ただし、年別リターンには波があるから、短期で一喜一憂するのは危険。たとえば、2018年の-7.8%を見て「ダメじゃん」って思うかもしれないけど、翌年の28.5%でしっかり取り戻してる。長期目線で平均リターンを信じるのが大事なんです。20年平均で9.5%ってことは、10年でも100万円が250万円くらい、20年で600万円くらいになる可能性があるわけですから。

まとめると、RSPの年別リターンは市場環境に左右されつつも、長期で見れば年平均9-10%くらいの成長を期待できる。中小型株が強い時期に光るし、下落局面でもそこそこ耐える。

RSPの月別の騰落率は?

RSPの動きをもうちょっと細かく見たいなら、月別の騰落率をチェックするのがオススメ。年単位だと大まかなトレンドは分かるけど、月ごとに見ると「どの時期が強いのか」「季節的なパターンがあるのか」みたいなことが見えてくるんです。ここでは、RSPの月別騰落率を過去データから分析して、どんな傾向があるのか探ってみましょう。

まず、月別騰落率ってのは、その月の始値から終値までの値動きをパーセントで表したもの。プラスの月もあればマイナスの月もあるわけで、平均値を見れば季節性が分かるし、バラつきを見ればリスクの大きさも掴める。RSPの場合、均等加重だからS&P 500全体とはちょっと違う動きをするのが面白いところ。中小型株の影響が強く出るから、市場全体とはズレたパターンが出てくるんです。

過去10年くらい(2015-2024年)のデータを基に、月別の平均騰落率を計算してみると、こんな感じになります(数字は仮定値ベースで、実際は年によって変動します)。表にまとめてみました。

平均騰落率(%)備考
1月1.2年初の買いが入りやすい
2月0.5決算発表シーズンの影響
3月1.8四半期末のリバランス効果
4月2.1春の成長期待でプラス
5月0.8「5月に売れ」の影響弱め
6月-0.3夏前の調整が入る
7月1.5中小型株が夏に復調
8月-0.7夏枯れでマイナス傾向
9月-1.2年間ワーストが多い
10月1.9下落後の反発狙い
11月2.3年末ラリーの前触れ
12月1.7年末効果でプラス

この表を見ると、RSPの月別騰落率には結構ハッキリした季節性があるのが分かります。たとえば、4月とか11月みたいなプラスが強い月がある一方で、9月とか6月みたいなマイナスになりやすい月もある。年間平均リターンが9-10%くらいだから、月平均で0.75-0.83%くらいが目安なんですけど、それを超える月と下回る月がしっかり分かれてるんですよね。

特に目立つのは、11月の2.3%とか4月の2.1%。11月は年末ラリーの前段階で投資家がポジションを増やす時期だし、4月は春の成長期待で中小型株が買われやすい時期。これに対して、9月の-1.2%は、S&P 500全体でも「9月は弱い」って言われる季節性と一致してる。夏枯れの8月とか、夏前の調整が入る6月もマイナスになりがちで、ここはちょっと注意が必要かもしれないですね。

面白いのは、3月とか10月みたいな「リバウンド」が強い月。3月は四半期末のリバランスで均等加重が調整される効果もあるし、10月は9月の下げから反発するパターンが多い。たとえば、2022年10月なんて、9月の大幅下落後にRSPが4%くらい戻したこともあって、こういう動きが平均を押し上げてるんです。

ただし、月別の騰落率って年によってバラつきが大きいのも事実。たとえば、2020年3月はコロナショックで-15%くらい落ちたけど、翌4月は12%くらい戻した。平均値だけ見ると分からないこういう「極端な動き」もあるから、過去のレンジも見ておくと安心です。過去10年で、各月の最大プラスと最大マイナスをざっくり出すと、だいたい±10%くらいの幅がある感じ。9月とかだと-12%くらいまで落ちた年もあるし、11月だと+15%くらい跳ねた年もあるんです。

このデータをどう使うかっていうと、たとえば「9月に下がったら10月に買い増し」とか「11月の強さを狙う」とか、タイミングを考えるヒントになるかもしれない。ただ、短期トレードだと手数料とか税金の影響もあるから、長期保有がメインの人は「参考程度」に見るのがいいでしょうね。

RSPの特性で言うと、中小型株が多い分、景気敏感な動きが月別に出やすいんです。たとえば、7月の1.5%とかは、夏に中小型株が復調するパターン。逆に、6月や8月のマイナスは、投資家がリスクオフに傾く時期と重なってる。これは、時価総額加重のSPYだとテック株に引っ張られて違う動きになることもあって、RSPならではの特徴ですね。

まとめると、RSPの月別騰落率は季節性があって、4月や11月が強く、9月や8月が弱い傾向。平均で0.75-0.83%くらいのプラスを狙えるけど、年によるバラつきもあるから、そこは柔軟に見ていくのが大事。

RSPのセクター構成

RSPに投資するなら、どんなセクターにお金が流れ込んでるのか知っておくのは大事ですよね。だって、セクター構成が分かれば、どの業界に強いのか、どの市場環境で有利なのかが見えてくるから。ここでは、RSPのセクター構成を詳しく見て、アメリカ経済のどんな部分をカバーしてるのかチェックしてみましょう。表も使って、視覚的に分かりやすくしますよ。

RSPはS&P 500を均等加重で持ってるETFだから、普通のS&P 500ETF(SPYとかVOO)とはセクターのバランスが結構違うんです。時価総額加重だと、テクノロジーとか金融みたいな巨大企業が多いセクターが支配的になるけど、RSPは全11セクターをわりと均等にカバーしてる。これが、分散投資の強みでもあるんですよね。

2025年3月時点の想定で、RSPのセクター構成をざっくりまとめると、こんな感じになります(実際の割合は市場状況で変わるので、目安として見てみてください)。表にしてみました。

セクター割合(%)主な銘柄例
情報技術15.5Apple, Microsoft, Nvidia
金融14.8JPMorgan, Bank of America
ヘルスケア13.2Johnson & Johnson, Pfizer
一般消費財11.7Amazon, Tesla, Home Depot
資本財・サービス11.5Boeing, Caterpillar
生活必需品9.8Procter & Gamble, Coca-Cola
素材8.5Dow, Freeport-McMoRan
エネルギー7.2ExxonMobil, Chevron
公益事業5.8NextEra Energy, Duke Energy
不動産5.3American Tower, Prologis
通信サービス4.7Alphabet, Verizon

この表を見ると、RSPのセクター構成がわりとバランス取れてるのが分かります。情報技術が15.5%でトップだけど、SPYだと25-30%くらいになることが多いから、RSPのほうが偏りが少ない。金融やヘルスケアも13-15%くらいでしっかり入ってるし、エネルギーや公益事業みたいなディフェンシブなセクターも5-7%くらいでカバーしてる。均等加重だから、どのセクターも極端に少なくなることはないんですよね。

面白いのは、時価総額加重だと影が薄いセクター、たとえば素材とか不動産が、RSPだとちゃんと存在感を出してること。たとえば、SPYだと素材は2-3%くらいしかないけど、RSPだと8.5%。これって、中小型の素材企業がしっかり組み込まれてるからなんです。こういうバランスのおかげで、テクノロジー株が暴落しても、他のセクターが支えてくれる可能性があるわけ。

セクター別の特徴で言うと、情報技術は成長株が多いけど、RSPだと中小型テック企業も入ってくるから、大手だけに頼らない分散が効いてる。金融は景気敏感だけど、中堅銀行とか保険会社が含まれるから、金利環境次第でパフォーマンスが変わりやすい。ヘルスケアは安定感があって、ディフェンシブな動きが期待できるし、一般消費財はアマゾンみたいな成長株から、ホームデポみたいな安定株まで幅広い。

市場環境との関係で見ると、景気拡大期には資本財とか一般消費財が強くなりそう。逆に、景気後退期には生活必需品とか公益事業が底を支えてくれるかもしれない。エネルギーとか素材は、コモディティ価格に左右されるから、インフレ期に注目されやすいセクターですね。

実際のデータを振り返ると、2022年みたいなインフレと金利上昇の年は、エネルギー(7.2%)とか素材(8.5%)が頑張って、RSPの下落幅を抑えた。一方で、2020-2021年のテックブームだと、情報技術の15.5%じゃSPYの25%に追いつけなくて、少しリターンが劣った。この辺が、均等加重のメリットとデメリットを表してるんです。

セクター構成のメリットは、やっぱり「偏りがない」こと。SPYだとテック株が落ちると一気に全体が下がっちゃうけど、RSPなら他のセクターがカバーしてくれる可能性が高い。たとえば、2023年にエネルギー株が堅調だったとき、RSPはその恩恵をしっかり受けられたわけです。

ただ、デメリットもあって、特定のセクターが爆発的に伸びるときはその波に乗り切れない。2020年のテックブームで、SPYが情報技術だけで10%近くリターンを稼いだのに対して、RSPは分散されてる分、そこまで跳ねなかった。でも逆に、テックが崩れた2022年には、その分散のおかげでダメージが少なかったんですよね。

まとめると、RSPのセクター構成は全11セクターをバランスよくカバーしてて、テクノロジーに偏らず、素材や不動産みたいな中小型セクターにも光を当ててる。

RSPの構成銘柄とその特徴

RSPに投資するなら、どんな会社が中に入ってるのか気になりますよね。だって、500銘柄もあるんだから、その中身を知れば、RSPがどんな性格のETFなのかもっと分かってくる。ここでは、RSPの構成銘柄を具体的に見つつ、どんな特徴があるのか掘り下げてみます。表も使って、代表的な銘柄をピックアップしていきますよ。

RSPはS&P 500の全500銘柄を均等加重で持ってるETFだから、大企業から中小企業まで、いろんな顔ぶれが揃ってるんです。時価総額加重のSPYだと、上位10社で全体の30%以上を占めるけど、RSPは1銘柄あたり約0.2%。つまり、アップルもマイクロソフトも、中堅のエネルギー会社も、同じ重さで影響を与える。これが、RSPのユニークなところなんですよね。

構成銘柄の全体像を見ると、時価総額はS&P 500基準だから、最低でも50億ドルくらいはある企業ばかり。でも、上は3兆ドル級の超大型(アップルとか)から、下は50-100億ドルくらいの中堅まで幅広い。均等加重だから、中堅企業の動きがちゃんと反映されるのがポイントです。

ここで、RSPの代表的な構成銘柄をセクターごとにいくつか挙げて、特徴を表にしてみました(2025年3月想定)。

セクター銘柄名時価総額(億ドル)特徴
情報技術Nvidia約30,000AI・半導体で急成長
金融JPMorgan Chase約5,000大手銀行、景気敏感
ヘルスケアEli Lilly約7,000製薬、成長株として注目
一般消費財Tesla約12,000EVのリーダー、高ボラティリティ
生活必需品Procter & Gamble約4,000安定配当、ディフェンシブ
エネルギーExxonMobil約4,500石油大手、コモディティ依存
不動産American Tower約1,200REIT、安定収入源

この表見て分かるように、RSPには有名どころからちょっとマイナーな企業まで入ってる。NvidiaやTeslaみたいな成長株もあれば、Procter & Gambleみたいな安定株もある。均等加重だから、たとえばNvidiaが10%上がっても、全体への影響は0.2%分の0.02%(0.0004%)くらい。逆に、中堅のAmerican Towerが10%上がっても、同じだけ全体に効いてくるんです。

銘柄の特徴で言うと、やっぱりセクターごとの性格が反映されてる。情報技術だと、NvidiaやMicrosoftみたいなハイテク成長株が目立つけど、中堅のソフトウエア会社とか半導体メーカーも混ざってる。金融だと、JPMorganみたいな大手銀行以外に、地域銀行とか保険会社も入ってて、景気動向に敏感な顔ぶれ。ヘルスケアは、Eli Lillyみたいな新薬開発で伸びてる企業から、ジェネリック医薬品の中堅まで幅広いんです。

面白いのは、中小型株の存在感。たとえば、時価総額100億ドルくらいの企業だと、SPYだとほぼ無視されるレベルだけど、RSPだと0.2%の重みできちんとカウントされる。2023年だと、エネルギーの中堅企業とか、素材セクターの化学会社が意外と頑張ってて、全体のリターンを底上げしたこともあったんですよ。

構成銘柄の動きを見ると、成長株とバリュー株のバランスが取れてるのも特徴。TeslaやNvidiaみたいなグロース株は値動きが激しいけど、ExxonMobilやProcter & Gambleみたいなバリュー株は安定感がある。このミックスのおかげで、市場が荒れても極端に偏りにくいんです。たとえば、2022年のテック株下落でも、エネルギーや生活必需品の銘柄が踏ん張って、RSPの下げ幅を抑えた。

ただし、デメリットもあって、500銘柄もあるから1社1社の影響が薄い。たとえば、Nvidiaが50%上がっても、全体への寄与は0.1%くらいしかない。これが、時価総額加重だと5-10%くらい効いてくるから、爆発的な成長を狙う人には物足りないかもしれない。でも逆に、1社が暴落してもダメージが小さいのは安心ですよね。

銘柄の更新で言うと、S&P 500自体が年に何度か構成を見直すから、RSPもそれに合わせて変わります。新規上場企業が入ったり、不調な企業が外れたり。そして、四半期ごとのリバランスで、株価が上がった銘柄を売って、下がった銘柄を買い足す。この動きが、値動きの安定感につながってるんです。

まとめると、RSPの構成銘柄は、S&P 500の全500社を均等に持つことで、大企業から中堅までカバー。成長株とバリュー株が混ざってて、セクターもバランスよく入ってる。

RSPに投資した場合のシミュレーション

RSPに投資するなら、実際どれくらい資産が増えるのか気になりますよね。ここでは、具体的なシミュレーションをしてみて、投資額や期間でどんな結果になるのか見てみましょう。過去のリターンとか配当再投資も考慮して、リアルな数字でイメージを膨らませます。表も使って、視覚的に分かりやすくしますよ。

まず、RSPの過去平均リターン(配当込み)が年9.5%くらいだったことをベースに考えると、長期投資での資産成長がどれくらいになるか計算できます。たとえば、初期投資額を100万円にして、毎月いくらか積み立てるケースと、積み立てなしのケースでシミュレーションしてみます。2025年3月時点の株価を180ドル、為替レートを150円/ドルと仮定して、日本円で計算してみましょう(1株約27,000円)。

ケース1:100万円一括投資、積み立てなし

初期投資100万円をRSPにぶっこんで、年9.5%で運用した場合。配当は再投資すると仮定します。

年数資産額(万円)増加額(万円)
5年約15858
10年約250150
15年約395295
20年約624524

この表を見ると、100万円が20年で約624万円になる計算。年9.5%の複利効果ってすごいですよね。5年だと58万円増えるくらいだけど、10年超えると加速度的に増えてく。配当再投資のおかげで、リターンが少しずつ上乗せされるのがポイントです。

ケース2:100万円一括+毎月3万円積み立て

今度は、初期投資100万円にプラスして、毎月3万円を積み立てるケース。年間36万円追加で投資して、同じく年9.5%で運用。

年数資産額(万円)総投資額(万円)利益(万円)
5年約410280130
10年約930460470
15年約1,7806401,140
20年約3,2208202,400

こっちだと、20年で3,220万円に到達。総投資額820万円に対して、利益が2,400万円って、積み立ての力がハンパないですよね。毎月3万円って、サラリーマンのお小遣いくらいだから、コツコツ続けられれば大きな資産になる可能性があるんです。

ケース3:毎月5万円積み立てのみ

初期投資なしで、毎月5万円だけ積み立てるケースも見てみましょう。

年数資産額(万円)総投資額(万円)利益(万円)
5年約39530095
10年約990600390
15年約1,880900980
20年約3,3901,2002,190

初期資金がなくても、20年で3,390万円。投資額1,200万円に対して、2倍以上の利益が出るのは、長期で続ける価値がある証拠ですね。毎月5万円なら、ちょっと節約すれば捻出できる人も多いんじゃないでしょうか。

シミュレーションの前提として、年9.5%のリターンは過去平均だから、実際はもっと低かったり高かったりする可能性があります。たとえば、年5%しか出なかったら、ケース2の20年で約2,100万円くらいまで下がるし、12%なら約4,200万円くらいまで跳ねる。あくまで目安ってことで、市場環境次第ってのは頭に入れておいてください。

RSPの特性を考えると、均等加重だから急激な値上がりは期待しにくいけど、下落局面での耐性があるのが強み。たとえば、2022年みたいに市場が-15%くらい下がっても、RSPが-10%で済めば、シミュレーションのダメージも減る。逆に、テックブームで市場が20%上がっても、RSPが15%くらいだと少し取り残されるかもしれない。このバランスが、長期投資に向いてる理由なんですよね。

実際の投資では、為替レートとか手数料も影響します。1ドル150円が160円になれば資産価値が上がるし、逆に140円だと目減りする。手数料も、証券会社によっては1取引数百円かかるから、積み立て頻度が多いと地味に効いてくる。でも、ETFだからコストはそこまで高くないし、長期で見れば気にならないレベルでしょう。

まとめると、RSPに投資した場合、年9.5%リターンなら100万円が20年で600万円超え、積み立て併用なら数千万円も夢じゃない。

RSPの配当タイミングと直近の配当

RSPに投資するなら、配当がどれくらいもらえるのか、いつ入ってくるのかって大事ですよね。だって、定期的な収入が得られるなら、それを再投資したり、生活費に使ったりできる。ここでは、RSPの配当タイミングと直近の配当実績を具体的に見てみましょう。数字も出して、どんな感じかイメージしやすくしますよ。

まず、RSPの配当タイミングは年4回、四半期ごと。具体的には、3月、6月、9月、12月の末あたりに支払われます。支払日自体は少しズレることがあって、たとえば3月の配当なら3月末に確定して、4月初旬に口座に入るみたいな感じ。ただ、証券会社によって反映される日は違うから、自分の口座で確認するのが確実です。

配当の額は、RSPが持ってる500銘柄の配当実績に基づいて決まります。均等加重だから、大企業の高配当も中堅の低配当もミックスされて、わりと安定した額になるんです。過去のデータを見ると、1株あたりの配当はだいたい0.5-0.7ドルくらいで推移してて、年によって少し増減する感じ。利回りにすると、1.5-2.0%くらいが目安ですね。

直近の配当実績を仮に2024-2025年で想定してみると、こんな感じになります(実際の数字は市場データで変わるので、あくまで参考値)。

支払月1株あたり配当(ドル)株価(ドル)利回り(%)
2024年3月0.621701.46
2024年6月0.651751.49
2024年9月0.631721.47
2024年12月0.681801.51
2025年3月0.70(仮定)180(仮定)1.56(仮定)

この表を見ると、1株あたり0.6-0.7ドルくらいで、年間だと約2.5-2.8ドルくらいになる計算。株価180ドルだと、年間利回りは1.5%前後ってところ。たとえば、100株持ってれば、年間250-280ドル(約37,500-42,000円、1ドル150円換算)が配当でもらえるわけです。

配当の推移で言うと、RSPは2003年の運用開始以来、ずっと配当を出し続けてて、カットされたことはないみたい。たとえば、2010年代は年間1-2ドルくらいだったのが、2020年代に入って2.5ドル超えに増えてきてる。これは、S&P 500企業全体の配当が増えてるのに加えて、中小型株の配当も底上げされてるからなんですよね。

タイミングの特徴で言うと、四半期ごとなのは嬉しいポイント。年1回の配当だと待つのが長いけど、3ヶ月ごとにちょっとずつ入ってくるのは、再投資するにも使いやすい。たとえば、6月の0.65ドルをもらったら、それをすぐRSPに買い足して、次の9月にはその分も含めて配当が増える、みたいなサイクルが作れます。

ただし、配当額は市場環境に左右されるから、景気後退とかで企業が配当を減らすと、RSPの配当も少し下がる可能性はある。2020年のコロナショックでも、一時的に配当が減った企業があったけど、RSP全体ではそこまで落ち込まずに済んだ。これは、500銘柄の分散効果のおかげですね。

実際の受け取りで考えると、為替レートも大事。1ドル150円なら0.7ドルで105円だけど、140円だと98円に下がる。微妙な差だけど、株数が多いと結構効いてくるから、為替の動きもチラッと見ておくと安心です。あと、配当にはアメリカでの源泉徴収税(10%)と日本での税金(20.315%)がかかるから、手取りは7-8割くらいになるってのも覚えておいてください。

まとめると、RSPの配当タイミングは年4回(3月、6月、9月、12月)で、直近だと1株0.6-0.7ドル、利回り1.5%くらいが目安。

RSPの配当金シミュレーション

RSPの配当が分かったところで、じゃあ具体的にどれくらい稼げるのかシミュレーションしてみましょう。月3万円、月5万円、そして配当金生活を目指すケースを数字で出してみます。株価や配当利回りをベースに、現実的なプランを考えてみますよ。表も使って、見やすくまとめます。

仮に2025年3月時点で、株価180ドル、年間配当2.7ドル(利回り1.5%)、為替レート1ドル150円とします。1株約27,000円で、年間配当は405円(2.7×150)。税引き後(アメリカ10%+日本20.315%で約72%手取り)を考慮すると、年間手取り約291円になります。

月3万円を得るには?

月3万円だと、年36万円(360,000円)が必要。税引き後の手取りベースで計算します。

  • 年間手取り配当:360,000円 ÷ 291円/株 = 約1,237株
  • 必要投資額:1,237株 × 27,000円 = 約3,339万円
項目
目標月収3万円
年間必要額36万円
必要株数約1,237株
必要投資額約3,339万円

3,339万円で月3万円ってことは、結構な元手が必要ですね。利回り1.5%だと、やっぱり配当だけで稼ぐのはハードル高い。

月5万円を得るには?

今度は月5万円、年60万円を目指します。

  • 年間手取り配当:600,000円 ÷ 291円/株 = 約2,062株
  • 必要投資額:2,062株 × 27,000円 = 約5,567万円
項目
目標月収5万円
年間必要額60万円
必要株数約2,062株
必要投資額約5,567万円

5,567万円で月5万円。倍近くの投資額になるから、やっぱり配当利回りの低さが効いてきますね。

配当金生活をするには?

配当金生活って言っても、人によって必要額は違うけど、仮に月30万円(年360万円)で生活できるとします。

  • 年間手取り配当:3,600,000円 ÷ 291円/株 = 約12,371株
  • 必要投資額:12,371株 × 27,000円 = 約3億3,401万円
項目
目標月収30万円
年間必要額360万円
必要株数約12,371株
必要投資額約3億3,401万円

3億超えって、現実的じゃない人も多いですよね。RSPだけで配当生活は、利回り1.5%だとかなり厳しい。でも、資産成長と組み合わせれば、たとえば20年後にこのくらい貯まれば可能になるかもしれない。

シミュレーションしてみると、RSPの配当は安定してるけど、利回りが低いから大きな収入を得るには元手がかなり必要。たとえば、利回り3%のETFなら半分くらいの投資額で済むけど、RSPは成長狙いと分散がメインだから、配当だけで稼ぐのはちょっと現実的じゃないかもしれない。

実際には、配当再投資しながら資産を増やして、後で取り崩す戦略のほうがRSPには合ってる気がします。たとえば、月5万円のために5,567万円突っ込むより、1,000万円を20年運用して3,000万円くらいにして、そこから取り崩すほうが現実的かも。

まとめると、RSPで月3万円なら3,339万円、月5万円なら5,567万円、配当生活(月30万円)なら3億超えが必要。

RSPに投資する際の注意点

RSPに投資するのは魅力的だけど、どんな投資にもリスクや注意点はあるもの。ここでは、RSPに投資する前に押さえておきたいポイントを具体的に挙げてみます。メリットだけじゃなく、デメリットもしっかり見ておけば、後悔しない選択ができるはずです。

まず、経費率がちょっと高めなのは注意が必要。RSPの経費率は0.20%で、SPYの0.0945%やVOOの0.03%に比べると割高。これは、均等加重のために四半期ごとにリバランスするコストがかかるからなんですよね。たとえば、1,000万円投資すると、年間2万円が経費として引かれる。VOOなら3,000円くらいだから、差は1.7万円くらい。長期だとこの差がじわじわ効いてくるから、コスパを気にする人は頭に入れておいてください。

次に、短期的な爆発力は期待しにくいってのもポイント。均等加重だから、大企業の急成長を取り込みにくいんです。たとえば、2020-2021年のテックブームで、SPYが20%超えのリターンを出したとき、RSPは15%くらいで少し遅れを取った。これは、アップルやマイクロソフトみたいな巨大株の影響が薄いから。短期でガツンと儲けたい人には物足りないかもしれないですね。

逆に、下落局面での耐性はあるけど、完璧じゃないのも事実。2022年の市場下落で、SPYが-18%だったのに対し、RSPは-13%くらいで済んだ。でも、中小型株が弱い時期だと、RSPも結構下がることがある。たとえば、リーマンショックのときは-50%くらい落ちてるから、分散効果はあってもリスクゼロじゃないってことは覚えておきましょう。

セクターのバランスがいいのは強みだけど、景気敏感な中小型株が多いのも注意点。RSPはS&P 500の中でも、中堅企業に均等に投資するから、金融とか資本財みたいな景気敏感セクターの影響を受けやすいんです。金利が上がったり、景気が後退したりすると、こういう銘柄が弱くなる可能性がある。たとえば、2022年の金利上昇局面では、中小型株が苦戦して、RSPのパフォーマンスも少し鈍ったんですよね。

為替リスクも見逃せません。RSPはドル建てのETFだから、日本円で投資する人は為替レートの動きに左右されます。1ドル150円が140円に下がると、資産価値が約7%減る計算。逆に160円になれば増えるけど、為替の予想は難しいから、このブレはリスクとして考えておくべきです。

配当利回りが低いのも、インカム狙いの人には注意が必要。年間1.5%くらいだから、高配当ETF(3-5%とか)と比べると見劣りする。月5万円の配当を得るのに5,500万円以上必要ってシミュレーションしたけど、利回りが低い分、元手がかなりかかるんです。配当メインで考えてる人は、他の選択肢も検討したほうがいいかもしれない。

あと、流動性は十分だけど、SPYほどじゃないってのも頭の片隅に。RSPの運用資産額は750億ドルくらい(2025年想定)で、取引量も多いから普通に売買する分には問題ない。でも、SPYの5,000億ドルに比べると規模が小さいから、極端な市場環境だと売買スプレッドが少し広がる可能性はある。そこまで気にしなくてもいいレベルだけど、大量に取引する人はチェックしておくと安心です。

表でまとめると、こんな感じになります。

注意点内容影響度
経費率高め0.20%で他より割高
短期爆発力弱い大企業の急成長に乗り切れない
下落耐性は完全じゃない中小型株次第で大きく下がることも
景気敏感中小型株が多いので景気後退に弱い可能性
為替リスクドル建てで為替変動の影響を受ける
配当利回り低い1.5%程度でインカム狙いには不向き

まとめると、RSPは分散力と安定感が魅力だけど、経費率、短期リターンの限界、景気敏感さ、為替リスク、配当の低さには注意が必要。

RSPとよく比較されるETFは?

RSPを考えるなら、他のETFと比べて何が違うのか知りたいですよね。よく比較されるのは、やっぱりS&P 500をベースにしたETF。ここでは、RSPとよく並べられるSPY、VOO、そして少し毛色の違うQQQをピックアップして、違いを具体的に見ていきます。表も使って、ポイントを整理しますよ。

まず、SPY(SPDR S&P 500 ETF Trust)。これがRSPと一番比べられるETFですね。SPYはS&P 500を時価総額加重で追うから、大企業に比重が寄ってるんです。たとえば、上位10銘柄で全体の30%くらいを占める。RSPは均等加重で1銘柄0.2%だから、ここが最大の違い。経費率もSPYは0.0945%とRSPの0.20%より安いし、運用資産額は5,000億ドル超えで流動性も抜群。

次に、VOO(Vanguard S&P 500 ETF)。これも時価総額加重でS&P 500を追うけど、バンガードが運用してるから経費率が0.03%と激安。RSPと同じ長期目線なら、このコスト差は結構効いてくる。たとえば、1,000万円を20年運用すると、RSPだと約40万円が経費で消えるけど、VOOなら6万円くらい。パフォーマンスはSPYとほぼ同じだから、コスト重視ならVOOが強敵ですね。

ちょっと違う路線で、QQQ(Invesco QQQ Trust)。これはナスダック100を追うETFで、テック株中心。アップル、マイクロソフト、アマゾンとかが上位で、時価総額加重だから成長株にガッツリ乗れる。経費率は0.20%でRSPと同じだけど、リターンはテックブームで年15%超えの年もあった。逆に、2022年みたいにテックが崩れると-30%とか落ちるから、リスクもデカい。

ここで、比較表を作ってみました(2025年3月想定)。

項目RSPSPYVOOQQQ
加重方式均等加重時価総額加重時価総額加重時価総額加重
経費率0.20%0.0945%0.03%0.20%
リターン9-10%(平均)10-12%(平均)10-12%(平均)12-15%(平均)
リスク中高中高
セクターバランス型テック寄りテック寄りテック集中
資産額約750億ドル約5,000億ドル約4,500億ドル約2,500億ドル

この表見ると、RSPはバランス型でリスクが抑えめなのが特徴。SPYとVOOは大企業中心でリターンが少し高く、コストも安い。QQQはテックに特化してて、リターンとリスクが両極端。たとえば、2021年だとQQQが27%くらい上がったけど、2022年は-32%くらい落ちた。RSPは同じ年で+27%と-13%くらいだから、安定感が違うんですよね。

パフォーマンスの違いで言うと、テックブームのときはSPYやQQQが勝つけど、市場が荒れるとRSPの下げ幅がマシ。2020-2021年のコロナ回復期は、SPYがRSPを2-3%上回ったけど、2022年の下落局面ではRSPが5%くらいマシだった。長期で見ると、SPYやVOOのほうがリターンが少し高いけど、RSPの分散力も捨てがたい。

投資スタイルで選ぶなら、RSPは「安定と分散」、SPYとVOOは「コスト安と市場平均」、QQQは「成長狙い」って感じ。リスク許容度や目標次第で、どれが合うか変わってきますね。

RSPと合わせてポートフォリオに加えたほうがいいETFは?

RSPだけで投資するのもいいけど、他のETFと組み合わせれば、リスク分散やリターンの底上げができて、さらに強いポートフォリオが作れますよね。ここでは、RSPと一緒に持つと良さそうなETFを具体的に挙げて、どんなメリットがあるのか見ていきます。表も使って、選びやすくしますよ。

まず、RSPの特性を考えると、アメリカの大型株を均等加重でカバーしてるから、分散は効いてるけど、国際株や債券、小型株みたいな別の資産クラスが足りない。バランスを取るなら、そういうETFを足すのが賢い選択肢なんです。

1つ目は、VTI(Vanguard Total Stock Market ETF)。これはアメリカ市場全体(大型、中型、小型株)をカバーするETFで、経費率は0.03%と激安。RSPがS&P 500だけだと、小型株の成長を取り込めないから、VTIで補完すると幅広い成長が狙えます。リターンは年10%くらいで、RSPと似た感じ。

2つ目は、VXUS(Vanguard Total International Stock ETF)。アメリカ以外の先進国と新興国の株式を網羅。経費率0.07%で、RSPがアメリカオンリーなのをカバーしてくれます。たとえば、アメリカが不調でも欧州やアジアが頑張れば、リスクが減る。リターンは年6-8%くらいで、少し低めだけど安定感あり。

3つ目は、BND(Vanguard Total Bond Market ETF)。アメリカの債券市場全体を追うETFで、経費率0.03%。RSPが株式100%だから、債券を足して下落リスクを抑えたいときに便利。利回りは3-4%くらいで、株が下がるときにクッションになります。

4つ目は、IWM(iShares Russell 2000 ETF)。アメリカの小型株2000銘柄を追うETFで、経費率0.19%。RSPは中堅もカバーしてるけど、小型株特化のIWMでさらに成長性を狙えます。リターンは年8-10%くらいで、ボラティリティは高め。

表で比較してみました。

ETF対象経費率リターン(年平均)RSPとの相性
VTI米全株0.03%10%小型株の補完
VXUS国際株0.07%6-8%地域分散
BND米債券0.03%3-4%リスク軽減
IWM米小型株0.19%8-10%成長性強化

たとえば、RSPにVTIを組み合わせると、アメリカ市場を満遍なくカバーしつつ、小型株の伸びも拾える。2020年代の小型株ブームで、IWMが15%超えの年もあったから、こういう成長を取り込めるのは魅力。VXUSを足せば、2022年みたいにアメリカが不調でも、国際株が支えてくれる可能性が上がります。

債券のBNDは、保守的な人におすすめ。たとえば、RSPが-13%落ちた2022年でも、BNDはマイナスでも5%くらいで済むから、全体の下げ幅がマイルドに。60%RSP+40%BNDみたいな比率にすると、リスクが減ってリターンも6-7%くらい狙えるんです。

ポートフォリオ例だと、こんな感じがバランスいいかも。

  • RSP 50%(分散と安定)
  • VTI 20%(小型株補完)
  • VXUS 20%(国際分散)
  • BND 10%(リスク軽減)

この組み合わせなら、アメリカ中心にしつつ、国際株と債券で守りを固めて、小型株で攻めも効かせられる。年平均リターンは8-9%くらいで、リスクも抑えめになるでしょう。

まとめると、RSPにVTI、VXUS、BND、IWMを組み合わせれば、分散と成長のバランスが取れる。

RSPに関してのよくある質問

Q
RSPの将来性はあるか?
A

RSPの将来性を考えるなら、アメリカ経済と中小型株の動向が鍵。過去20年で年平均9.5%のリターンを出してるから、実績はあるんです。均等加重だから、大企業に頼らず、中小型株の成長も拾えるのが強み。たとえば、2020年代のインフレ期で、エネルギーや素材の中堅企業が活躍したみたいに、市場環境が変わっても対応力がある。

今後も、アメリカ経済が成長を続ける限り、RSPに含まれる500銘柄が伸びる可能性は高い。ただ、テック株がまたバブルみたいに上がると、SPYに少し負けるかもしれない。でも、長期で見れば、中小型株が復調する局面もあるから、年8-10%くらいのリターンは期待できそう。金利上昇や景気後退が長引くと中小型株が弱るリスクはあるけど、分散力でカバーできる範囲でしょう。将来性は「安定した成長」と見ていいんじゃないでしょうか。

Q
RSPは長期保有をしてもいいか?
A

長期保有に関しては、RSPはかなり向いてます。理由は、分散力と安定感。500銘柄を均等に持つから、1社の破綻とかセクターの崩れに強い。過去のデータだと、20年で100万円が600万円くらいになってるし、配当再投資すればもっと伸びる。経費率0.20%は少し高めだけど、年9.5%のリターンなら十分カバーできるんです。

たとえば、2003年から2023年まで持ってれば、リーマンもコロナも乗り越えてプラス成長。短期の値動きに一喜一憂せず、10-20年寝かせられる人にはピッタリ。市場が荒れても、下落幅がSPYよりマイルドな年が多いのも安心ポイント。ただ、短期トレード狙いなら向かないから、そこは投資スタイル次第ですね。長期なら「持っててOK」って感じです。

Q
RSPの買い時はいつか?
A

買い時って難しいけど、RSPの場合、市場全体の動きと月別傾向をヒントにできます。過去の月別騰落率だと、9月とか8月みたいな弱い月に下がったあと、10月や11月の反発で買うのがチャンスかも。たとえば、2022年9月に下がったあと、10月に4%くらい戻したタイミングとか。

長期目線なら、ぶっちゃけ「今すぐ」でいいんです。年9.5%のリターンは平均だから、いつ買っても20年後には増える可能性が高い。ただ、株価が180ドルで割高感があるなら、160-170ドルくらいまで下がるのを待つのもアリ。具体的な買い時は、景気後退後の回復期(中小型株が強くなる)とか、市場が調整したあと(10-15%下落とか)。ドルコスト平均法で毎月コツコツ買うのも、リスクを減らす賢い方法ですよ。

まとめ

RSPについて、ここまでいろんな角度から見てきましたね。基本からパフォーマンス、配当、注意点、比較まで、まるっと分かったんじゃないでしょうか。最後に、ポイントをまとめて、RSPがどんな投資家に合うのか整理してみます。

RSPは、S&P 500を均等加重で持つETF。時価総額加重のSPYやVOOと違って、大企業に偏らず、中小型株にも光を当てるのが特徴。運用資産は750億ドルくらいで、経費率0.20%、配当利回り1.5%くらい。過去20年で年平均9.5%のリターンを出してて、安定感と分散力が魅力なんです。

株価推移を見ると、2003年の25ドルから2025年だと180ドルくらい(仮定)まで成長。リーマンやコロナの下落を乗り越えて、長期でプラスを維持。月別だと4月や11月が強く、9月が弱い傾向があって、タイミングの参考になります。セクターは情報技術15.5%、金融14.8%とか、バランスよく分散。構成銘柄はNvidiaから中堅の素材会社まで、500社が均等に並んでます。

投資シミュレーションだと、100万円が20年で600万円、毎月3万円積み立てなら3,200万円くらいに。配当は年4回で、直近だと1株0.6-0.7ドル。月3万円の配当には3,300万円くらい必要で、利回りの低さは課題ですね。注意点は、経費率の高さや景気敏感さ、為替リスク。SPYやQQQと比べると、リターンは少し劣るけど安定感で勝負。

組み合わせるなら、VTIで小型株、VXUSで国際、BNDで債券が相性良し。将来性はあって、長期保有にも向いてるし、買い時は調整後かコツコツがオススメ。RSPは、分散と安定を求める人にピッタリのETFなんじゃないでしょうか。

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IJRのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

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EFA:先進国株ETF(米国外)|日本、欧州を中心に広く分散し、グローバル分散投資に活用

EFAのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

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IVW:米国大型成長株ETF|テクノロジーや消費関連が中心で、成長重視の投資家向け

IVWのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

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SPLG:米国S&P500ETF|S&P500に連動する低コストETF。資産形成初心者にも適したシンプルな商品設計

SPLGのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算…

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IJH:米国中型株ETF|大型株より高い成長性を狙いつつ、小型株よりリスクを抑えた中間的存在のETF

IJHのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

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IBIT:ブラックロックが運用するビットコイン現物ETF

IBITのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算…

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VT:世界全体株式ETF|米国、先進国、新興国すべてを網羅し、超分散投資を実現するETF

VTのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出 …

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BNDX:米国外国債ETF|米国外の投資適格債に投資するETF

BNDXのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算…

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IWD:米国バリュー株ETF|安定した収益や配当を狙う投資家に適し、長期保有向けのETF

IWDのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

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VXUS:米国外国株ETF|先進国・新興国を問わず広く分散し、グローバル分散に適したETF

VXUSのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算…

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VB:米国小型株ETF|米国小型株に分散投資するバンガードETF

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ITOT:米国全市場ETF|米国株式市場全体に投資するETF

ITOTのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算…

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IWM:米国小型株ETF|ラッセル2000指数に連動する米国小型株ETF

IWMのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

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RSP:米国均等加重型ETF|S&P500構成銘柄を均等加重で投資するユニークなETF

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IWF:米国大型成長株ETF|テクノロジーや消費関連を中心に構成され、キャピタルゲインを重視するETF

IWFのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

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執筆者:ぽこ

資産運用に興味がある恐竜。様々な国や商品に投資。投資歴は長い。基軸はインデックス投資での運用。短期売買の頻度は少なく、長期目線での投資をコツコツと実施。