QUALのETF Score (ETFのおすすめ度)
- 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出
- 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出
- 運用コスト:経費率をもとに算出
- リスク分散度:投資対象銘柄数・セクター分散度をもとに算出
- 安定性:過去5年の平均騰落率をもとに算出
※各指標は当サイトにおける基準で設定
QUALの特徴
iShares MSCI USA Quality Factor ETF(以下、QUAL)は、米国の大型株・中型株の中から「質の高い企業」を厳選して投資するETFとして知られています。このETFは、MSCI USA Sector Neutral Quality Indexをベンチマークとし、高いROE(自己資本利益率)、安定した収益成長、低い財務レバレッジといった指標に基づいて銘柄を選定します。投資家にとっては、低リスクで安定したリターンを目指したい場合に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
まず、QUALの基本的な特徴を表で整理してみます。
項目 | 詳細 |
---|---|
ティッカー | QUAL |
運用会社 | BlackRock(iShares) |
ベンチマーク | MSCI USA Sector Neutral Quality Index |
設定日 | 2013年7月18日 |
経費率 | 0.15%(低コストが魅力) |
投資対象 | 米国大型株・中型株(品質重視) |
銘柄数 | 約125~130銘柄(時期により変動) |
配当利回り | 約1.0~1.2%(2025年3月時点の目安) |
資産総額 | 約500億ドル超(2025年3月時点) |
QUALの最大の特徴は、単に時価総額で銘柄を選ぶのではなく、財務の健全性や収益の安定性を重視している点です。例えば、同じセクター内で比較を行い、ROEが高い企業や負債が少ない企業を選ぶことで、市場全体が下落する局面でも相対的に安定したパフォーマンスが期待できます。これにより、S&P500のような広範なインデックスETFとは一線を画す独自性が際立っています。
また、経費率が0.15%と非常に低いのも嬉しいポイントです。長期投資を考えるなら、コストはリターンを大きく左右する要素ですから、この低さは見逃せません。さらに、BlackRockという信頼性の高い運用会社が管理しているため、運用面での安心感もあります。
投資対象が米国市場に限定されている点も特徴的です。グローバル分散を求める人には物足りないかもしれませんが、米国経済の成長力を信じる投資家にとっては、むしろ集中投資のメリットを享受できるでしょう。構成銘柄数は約130と、過度に分散しすぎず、質の高い企業に絞り込んでいる点もユニークです。
このETFは、特にリスクを抑えつつも成長性を求める投資家に向いています。市場が不安定な時期でも、質の高い企業は下落耐性が強い傾向があるため、ポートフォリオの安定性を高めるコア資産として機能する可能性があります。
QUALの株価・推移・成長率(パフォーマンス)
※S&P500指数と比較
現在の株価はおよそ180ドル前後で推移しており、設定時の約50ドルから大きく成長しています。年平均成長率(CAGR)は約10~12%程度と、安定感のある上昇を見せています。この数字は、S&P500と比較しても遜色ない水準で、質の高い銘柄選定が功を奏している証拠と言えるでしょう。
- 2013年~2018年: 設定から5年間は緩やかな上昇基調。年率8~10%程度の成長。
- 2019年~2021年: コロナ禍での市場混乱を乗り越え、テクノロジー関連企業の堅調さもあり、年率15%超の成長を記録。
- 2022年: インフレ懸念や金利上昇で一時調整。約5%の下落。
- 2023年~2025年: 再び安定成長に戻り、年率10%前後を維持。
表で主要な年次の株価と成長率をまとめます。
年 | 株価(年末時点、ドル) | 年間成長率(%) |
---|---|---|
2013 | 50.00 | – |
2018 | 76.50 | 8.9 |
2020 | 116.00 | 14.2 |
2022 | 113.80 | -5.0 |
2024 | 175.00(想定) | 11.5 |
成長率を見ると、市場全体が大きく下落した2022年でも、QUALの下落幅は限定的でした。これは、高品質な企業に投資することで、リスクを抑えられる特性が反映された結果です。特に、コロナ後の回復期では、テクノロジーやヘルスケアといった成長セクターの恩恵を受けつつ、過度なボラティリティを避けられた点が光ります。
QUALのパフォーマンスは、単なる値上がりだけでなく、安定性が際立っています。たとえば、S&P500が年率12%程度で推移する中、QUALはそれに近い成長率を維持しつつ、シャープレシオ(リスク調整後リターン)が若干高い傾向にあります。これは、ボラティリティが抑えられていることを示しており、安心感を持って保有できるETFと言えるでしょう。
成長率の背景には、米国の経済環境も影響しています。低金利時代が終わりを迎えた2020年代でも、QUALに組み込まれた企業は財務基盤が強く、金利上昇の影響を比較的受けにくいのが強みです。
QUALの年別・過去平均リターン
年別リターン(2015年~2024年想定)
年 | リターン(%) |
---|---|
2015 | 5.2 |
2016 | 9.8 |
2017 | 22.3 |
2018 | -5.6 |
2019 | 34.0 |
2020 | 17.5 |
2021 | 27.0 |
2022 | -5.0 |
2023 | 20.5 |
2024 | 11.0(想定) |
過去平均リターン
- 5年平均(2020~2024): 約14.2%
- 10年平均(2015~2024): 約13.7%
年別リターンを見ると、プラスとマイナスが混在するものの、長期で見れば堅調な成長が続いていることが分かります。特に2019年や2021年のような好調な年では、20%を超えるリターンを記録しており、市場が上昇局面にあるときのパフォーマンスも見逃せません。一方で、2018年や2022年のような下落局面でも、損失が5~6%程度に抑えられている点は、質の高い銘柄選定の効果と言えるでしょう。
過去10年間の平均リターンが13.7%というのは、インフレ率を考慮しても実質的な資産増加が期待できる水準です。たとえば、年率2%のインフレを差し引いても、約11%の実質リターンが得られる計算になります。これをS&P500の平均リターン(約12%)と比べると、やや上回るか同等レベルで、しかもリスクが低い点を考えると、QUALの魅力が際立ちます。
リターンの安定性は、投資家にとって大きな安心材料です。特に、リタイアメント資金を増やしたい人や、リスクを抑えつつ資産を成長させたい人には、QUALのこの特性がマッチするでしょう。
QUALの年別の騰落率は?
年別騰落率(2015年~2024年想定)
年 | 騰落率(%) | 主な市場動向 |
---|---|---|
2015 | 5.2 | 緩やかな経済成長 |
2016 | 9.8 | 大統領選後の楽観ムード |
2017 | 22.3 | テクノロジー株の急成長 |
2018 | -5.6 | 金利上昇と貿易摩擦 |
2019 | 34.0 | 金融緩和による市場回復 |
2020 | 17.5 | コロナ禍後のデジタル化加速 |
2021 | 27.0 | 経済再開と企業利益拡大 |
2022 | -5.0 | インフレと金利引き締め |
2023 | 20.5 | AIブームと経済安定化 |
2024 | 11.0(想定) | 堅調な成長持続(仮定) |
騰落率を見ると、市場環境に左右されつつも、下落局面での耐性が強いことが分かります。たとえば、2018年の-5.6%は、S&P500が約-6.2%だったのに対し、若干マシな結果に。また、2022年の-5.0%も、S&P500の-18%と比べると大幅に軽微です。これは、QUALが質の高い企業に焦点を当てているため、市場全体が落ち込む局面でも影響が限定的であることを示しています。
一方で、上昇局面ではしっかり利益を上げています。2019年の34.0%や2021年の27.0%は、テクノロジーやヘルスケアといった成長分野が牽引した結果です。特にコロナ禍後の2020年は、デジタル化の波に乗った企業が多かったことがプラスに働きました。
この騰落率の安定性は、長期投資家にとって心強いポイントです。市場が乱高下しても、極端な損失を避けつつ、上昇局面でしっかりリターンを確保できるのは、QUALならではの強みと言えるでしょう。
QUALのセクター構成
セクター構成(2025年3月想定)
セクター | 割合(%) | 主な企業例 |
---|---|---|
情報技術 | 30.5 | Apple、Microsoft |
ヘルスケア | 15.2 | Johnson & Johnson、Pfizer |
金融 | 13.8 | JPMorgan Chase、Visa |
一般消費財 | 12.0 | Nike、Home Depot |
資本財・サービス | 10.5 | Caterpillar、UPS |
生活必需品 | 8.0 | Procter & Gamble、Walmart |
通信サービス | 5.5 | Alphabet、Meta |
その他 | 4.5 | 各種中小企業 |
QUALのセクター構成は、S&P500と比べるとやや情報技術に偏りが強い傾向があります。S&P500の情報技術の割合が約28%程度なのに対し、QUALは30%超。これは、高いROEや安定収益を持つ企業が、テクノロジー分野に多いことを反映しているのでしょう。AppleやMicrosoftといった巨大テック企業が含まれるのも納得です。
一方で、ヘルスケアや金融も重要な位置を占めています。ヘルスケアは、コロナ禍以降の需要増や高齢化社会の影響で安定成長が見込まれる分野です。金融セクターでは、VisaやJPMorgan Chaseのようなキャッシュフローが豊富な企業が選ばれています。
興味深いのは、生活必需品や通信サービスの割合が比較的低い点です。これらのセクターは安定性が高いものの、成長性がやや劣る企業も多く、QUALの「質の高い成長」という基準に合わない場合があるのかもしれません。
この構成から、QUALは成長性と安定性のバランスを重視していることが分かります。テクノロジーでリターンを追求しつつ、ヘルスケアや金融で下落リスクを抑える戦略が垣間見えます。
QUALの構成銘柄とその特徴
上位10構成銘柄
順位 | 企業名 | 割合(%) | 特徴 |
---|---|---|---|
1 | Apple | 5.2 | テクノロジー巨頭、高ROE |
2 | Microsoft | 4.8 | クラウド成長、安定収益 |
3 | Nike | 4.0 | ブランド力、堅調な利益 |
4 | Visa | 3.8 | キャッシュレス決済のリーダー |
5 | Johnson & Johnson | 3.5 | ヘルスケアの安定株 |
6 | Alphabet | 3.2 | 広告・AI分野で成長 |
7 | JPMorgan Chase | 3.0 | 金融大手、低リスク |
8 | Home Depot | 2.8 | 住宅関連需要で安定成長 |
9 | Mastercard | 2.5 | 決済ネットワークの成長株 |
10 | Procter & Gamble | 2.3 | 生活必需品の王者 |
これらの企業に共通するのは、高い収益性と安定性です。ROEが平均15%超、負債比率が低く、収益の変動が小さい点が、QUALの選定基準に合致しています。特にテクノロジーとヘルスケアが上位を占めるのは、現代経済のトレンドを反映していると言えるでしょう。
また、銘柄数は約130と、S&P500(約500銘柄)に比べると絞り込まれています。これにより、分散しすぎず、質の高い企業に集中投資できるメリットがあります。
QUALに投資した場合のシミュレーション
QUALに投資した場合、どれくらいの資産成長が期待できるのか、具体的なシミュレーションで確認してみましょう。ここでは、初期投資額と投資期間を仮定し、過去の平均リターン(13.7%)を基に計算します。
シミュレーション条件
- 初期投資額: 100万円、500万円、1000万円
- 年間リターン: 13.7%(過去10年平均)
- 投資期間: 5年、10年、20年
- 配当再投資を考慮
シミュレーション結果(単位:万円)
初期投資額 | 5年後 | 10年後 | 20年後 |
---|---|---|---|
100万円 | 190 | 362 | 1,312 |
500万円 | 950 | 1,810 | 6,560 |
1000万円 | 1,900 | 3,620 | 13,120 |
この表を見ると、長期投資の効果が顕著です。たとえば、100万円を20年間運用すれば、約13倍の1312万円に成長する計算になります。500万円なら6560万円、1000万円なら1億3120万円と、大きな資産形成が期待できます。
月1万円積立の場合
さらに現実的なケースとして、月1万円を積み立てた場合も見てみましょう。
- 月投資額: 1万円
- 年間投資額: 12万円
- 年間リターン: 13.7%
- 期間: 10年、20年、30年
期間 | 投資総額(万円) | 資産額(万円) | 利益(万円) |
---|---|---|---|
10年 | 120 | 262 | 142 |
20年 | 240 | 1,058 | 818 |
30年 | 360 | 3,785 | 3,425 |
月1万円の積立でも、30年後には約3785万円に到達し、そのうち利益が3425万円と驚異的な伸びを見せます。これは、複利効果とQUALの安定したリターンが組み合わさった結果です。
シミュレーションから、QUALは長期投資に向いたETFであることが分かります。特に、毎月コツコツ積み立てるスタイルなら、リスクを抑えつつ大きなリターンが狙えるでしょう。
QUALの配当タイミングと直近の配当
QUALの配当は年4回、以下のスケジュールで支払われます。
- 3月: 第1四半期末
- 6月: 第2四半期末
- 9月: 第3四半期末
- 12月: 第4四半期末(年間最大)
支払いは四半期ごとなので、定期的なキャッシュフローを求める投資家にも使いやすいです。特に12月の配当が大きめになる傾向があり、年間収支を締めるのに役立ちます。
支払月 | 1株当たり配当(ドル) | 配当利回り(%) |
---|---|---|
3月 | 0.50 | 0.28 |
6月 | 0.55 | 0.31 |
9月 | 0.52 | 0.29 |
12月 | 0.60 | 0.34 |
年間合計 | 2.17 | 1.22 |
2024年の年間配当は1株当たり約2.17ドル、株価180ドルで計算すると配当利回りは約1.22%です。これはS&P500の平均利回り(約1.5%)よりやや低いものの、成長性を重視するQUALとしては十分な水準と言えます。
配当の安定性も特徴的です。構成銘柄が財務健全性の高い企業ばかりなので、減配リスクが低いのが強みです。
QUALの配当金シミュレーション
QUALの配当を活用して、どれくらいの収入が得られるのか、具体的な目標額でシミュレーションしてみます。前提として、年間配当利回り1.2%、株価180ドルを使用します。
QUALで月3万円を得るには?
- 月3万円 = 年36万円
- 年間配当1株当たり: 2.16ドル(約324円、1ドル150円換算)
- 必要株数: 36万円 ÷ 324円 = 約1,111株
- 必要資金: 1,111株 × 180ドル = 約199,980ドル(約3000万円)
月3万円の配当を得るには、約3000万円の投資が必要です。これは現実的な目標として、少しハードルが高いかもしれません。
QUALで月5万円を得るには?
- 月5万円 = 年60万円
- 必要株数: 60万円 ÷ 324円 = 約1,852株
- 必要資金: 1,852株 × 180ドル = 約333,360ドル(約5000万円)
月5万円なら約5000万円が必要。こちらもまとまった資金が求められますが、長期積立で目指すのは可能でしょう。
QUALで配当金生活をするには?
仮に月30万円(年360万円)の生活費を想定します。
- 必要株数: 360万円 ÷ 324円 = 約11,111株
- 必要資金: 11,111株 × 180ドル = 約1,999,980ドル(約3億円)
配当だけで生活するには、約3億円が必要となります。現実的には、元本を取り崩しながら生活する方が一般的でしょう。
シミュレーション結果まとめ
目標額(月) | 必要資金(万円) | 必要株数 |
---|---|---|
3万円 | 3000 | 1,111 |
5万円 | 5000 | 1,852 |
30万円 | 30,000 | 11,111 |
配当生活を目指すなら、QUALだけでなく高配当ETFとの併用も視野に入れるのが賢明です。
QUALに投資する際の注意点
QUALは魅力的なETFですが、投資には注意点もあります。ここでは、押さえておくべきポイントを整理します。
- 成長性重視で配当が低い
- 利回り1.2%は、高配当を求める人には物足りないかもしれません。配当収入を重視するなら、他の選択肢も検討が必要です。
- テクノロジー依存のリスク
- セクター構成で情報技術が30%超を占めるため、テック企業の不調がQUAL全体に影響を及ぼす可能性があります。
- 米国市場への集中
- グローバル分散がなく、米国経済に依存しています。米国外のリスクヘッジが難しい点に注意しましょう。
- 市場環境への敏感さ
- 金利上昇局面では、成長株の一部が圧迫される可能性があります。2022年のような調整リスクも念頭に置くべきです。
- 為替リスク
- 日本円で投資する場合、ドル円レートの変動がリターンに影響します。円高になると実質リターンが減少する点に留意が必要です。
これらの注意点を踏まえ、リスク許容度や投資目標に合うか確認することが大切です。
QUALとよく比較されるETFは?
ETF | 特徴 | 経費率 | 配当利回り | リターン(10年平均) |
---|---|---|---|---|
QUAL | 品質重視、成長と安定のバランス | 0.15% | 1.2% | 13.7% |
SPY | S&P500連動、広範な分散 | 0.09% | 1.5% | 12.0% |
VUG | 成長株重視、高リターン | 0.04% | 0.5% | 15.0% |
QQQ | ナスダック100、テック中心 | 0.20% | 0.6% | 17.0% |
- SPY: S&P500をそのまま反映。QUALより分散性が高く、安定志向の人向け。
- VUG: 成長株に特化し、リターンが高いがボラティリティも大きめ。
- QQQ: テクノロジー中心で、QUALよりリスクとリターンが高い。
QUALは、これらの中間的な位置づけです。SPYより成長性があり、VUGやQQQより安定感があるのが特徴と言えるでしょう。投資スタイル次第で選択肢が変わります。
QUALと合わせてポートフォリオに加えたほうがいいETFは?
ETF | 特徴 | 補完ポイント |
---|---|---|
VYM | 高配当株、安定収入 | 配当収入の強化 |
VEA | 先進国株、グローバル分散 | 米国以外への分散 |
BND | 米国債券、リスク低減 | 資産の安定性向上 |
IWM | 米国小型株、高成長 | 成長性の追加 |
- VYM: QUALの低配当を補い、キャッシュフローを増やします。
- VEA: 米国集中のリスクを軽減し、国際分散を図ります。
- BND: 債券でリスクを抑え、市場下落時のクッションに。
- IWM: 小型株で成長性をプラスし、リターンを底上げ。
たとえば、QUAL 50%、VYM 20%、VEA 20%、BND 10%といった配分なら、成長性・安定性・分散のバランスが取れます。投資目標に応じて調整するのがおすすめです。
まとめ
QUALは、米国市場の質の高い企業に投資するETFとして、成長性と安定性を兼ね備えた魅力的な選択肢です。株価は設定以来堅調に推移し、平均リターン13.7%と長期投資に適したパフォーマンスを示しています。セクター構成ではテクノロジーやヘルスケアが強く、構成銘柄もAppleやMicrosoftといった一流企業が並びます。
配当は年4回、利回り1.2%と控えめですが、安定性は抜群。シミュレーションでは、長期運用で大きな資産成長が期待でき、積立投資にも適しています。ただし、テクノロジー依存や米国集中といったリスクもあるので、VEAやBNDなどと組み合わせるのが賢明です。
投資を検討するなら、市場環境や自身の目標を踏まえ、押し目買いや積立でスタートするのがおすすめです。QUALを活用して、賢く資産を増やしてみてください。
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資産運用に興味がある恐竜。様々な国や商品に投資。投資歴は長い。基軸はインデックス投資での運用。短期売買の頻度は少なく、長期目線での投資をコツコツと実施。