XLVのETF Score (ETFのおすすめ度)
- 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出
- 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出
- 運用コスト:経費率をもとに算出
- リスク分散度:投資対象銘柄数・セクター分散度をもとに算出
- 安定性:過去5年の平均騰落率をもとに算出
※各指標は当サイトにおける基準で設定
XLVの特徴
Health Care Select Sector SPDR Fund(XLV)は、米国株式市場の中でも特に注目されるETFの一つです。このETFは、S&P 500に含まれるヘルスケアセクターの企業に焦点を当て、そのパフォーマンスを追跡することを目指しています。具体的には、医薬品、バイオテクノロジー、医療機器、ヘルスケアサービスなど、多岐にわたる分野の企業で構成されており、投資家に分散投資の恩恵を提供します。
XLVの最大の特徴は、低コストで運用できる点です。経費率はわずか0.08%と、業界でもトップクラスに安価。これにより、長期投資を考えている人にとって、手数料によるリターンの目減りを最小限に抑えられます。また、ETFとしての流動性も高く、NYSE Arcaで取引されるため、売買がスムーズに行えるのもポイントです。
さらに、ヘルスケアセクター特有の安定性と成長性が魅力です。景気変動に左右されにくい「ディフェンシブ」な性格を持ちつつ、イノベーションによる成長も期待できる。この二面性が、XLVをリスクとリターンのバランスが取れた投資先として際立たせています。

項目 | 詳細 |
---|---|
ティッカー | XLV |
運用会社 | State Street Global Advisors |
ベンチマーク | Health Care Select Sector Index |
経費率 | 0.08%(2025年1月時点) |
設定日 | 1998年12月16日 |
総資産規模 | 約364億ドル(2024年12月末時点) |
主な投資対象 | ヘルスケア(医薬品、バイオ、医療サービスなど) |
取引所 | NYSE Arca |
この表からもわかるように、XLVは歴史が長く、規模も大きいETFです。運用開始から25年以上経過し、市場での信頼感も厚いと言えるでしょう。特に、高齢化社会の進行や医療技術の進化を背景に、ヘルスケアへの需要は今後も増すと予想されます。こうしたトレンドを捉えたい投資家にとって、XLVは手軽にセクター全体をカバーできるツールとして重宝します。
また、XLVは完全複製戦略を採用しており、インデックスに含まれる銘柄をほぼそのまま保有。これにより、インデックスとの乖離が少なく、安定したトラッキングが期待できます。ただし、非分散型ファンドであるため、ヘルスケアセクター全体が低迷すると影響を受けやすい点は頭に入れておくべきです。
XLVの株価・推移・成長率(パフォーマンス)
※S&P500指数と比較
XLVの株価推移を見ると、ヘルスケアセクターの底堅さと成長力がよくわかります。1998年の設定以来、株価は右肩上がりで推移し、特に過去10年では顕著な成長を見せています。2025年3月時点の株価は約147ドル(終値ベース)。過去1年間のレンジは135.94ドル~159.64ドルで、安定感と成長の両立がうかがえます。
過去5年間のパフォーマンスを見てみましょう。2020年初頭のコロナショックでは一時的に下落したものの、ヘルスケア需要の高まりで急速に回復。その後は堅調に推移し、年平均成長率(CAGR)は約8.5%を記録しています。この数字は、S&P 500全体(約10%前後)と比べるとやや控えめですが、ボラティリティが低い点を考慮すると魅力的です。
年 | 年初株価(ドル) | 年末株価(ドル) | 年間成長率(%) |
---|---|---|---|
2020 | 101.86 | 113.44 | 11.4 |
2021 | 113.44 | 140.89 | 24.2 |
2022 | 140.89 | 135.85 | -3.6 |
2023 | 135.85 | 136.38 | 0.4 |
2024 | 136.38 | 147.15(3月時点) | 7.9(年換算) |
2022年のマイナス成長は、金利上昇による成長株への逆風が影響したと考えられます。しかし、長期で見ればプラス成長が続き、特に2021年の24.2%という急上昇は、ヘルスケアの底力を示しています。
成長率の背景には、ヘルスケア特有の要因があります。例えば、ワクチン開発やテレヘルスの普及がコロナ禍で加速し、XLVの構成銘柄に恩恵をもたらしました。また、高齢化による医療費増加も追い風に。これらが株価を押し上げ、投資家に安定したリターンをもたらしているのです。
ただし、短期的な変動リスクも無視できません。規制変更や薬価引き下げ議論が浮上すると、セクター全体が一時的に調整する可能性があります。それでも、長期的な視点では、ヘルスケアの構造的な成長がXLVのパフォーマンスを支えるでしょう。
XLVの年別・過去平均リターン
XLVの過去リターンを年別に掘り下げると、その安定性が際立ちます。配当再投資を前提としたトータルリターンを基に、過去10年間のデータを振り返ってみましょう。ヘルスケアセクターは景気循環に敏感なセクターと異なり、安定した需要に支えられているため、リターンのブレが比較的小さいのが特徴です。

年 | トータルリターン(%) |
---|---|
2015 | 6.9 |
2016 | -2.7 |
2017 | 21.8 |
2018 | 6.5 |
2019 | 20.5 |
2020 | 13.5 |
2021 | 26.1 |
2022 | -2.0 |
2023 | 2.1 |
2024 | 9.5(3月時点、年換算) |
この10年間の平均年間リターンは約10.2%。最悪の年(2016年、2022年)でも下落幅は-2~-3%程度で、S&P 500が20%超下落した年と比べると、損失が抑えられていることがわかります。一方、好調な年(2017年、2021年)では20%を超えるリターンを叩き出し、成長力も示しています。
過去20年の平均リターンも見ておくと、約9.8%(1998年~2024年)。この長期データからは、XLVがインフレ率を上回るリターンを安定的に提供してきたことがわかります。特に、2008年の金融危機時でも、下落率はS&P 500の-37%に対し、XLVは-22%程度で済みました。このディフェンシブさが、長期投資家に支持される理由です。
リターンの安定性は、ヘルスケアの「必須性」に根ざしています。景気が悪化しても医療ニーズが消えることはなく、逆に技術革新が進めば成長が加速する。この特性が、XLVをリスクヘッジと成長の両方を求める投資家に適した選択肢にしているのです。
XLVのセクター構成
XLVのセクター構成は、ヘルスケア産業の多様性をそのまま反映しています。Health Care Select Sector Indexに基づき、医薬品からバイオテクノロジー、医療サービスまで幅広い分野をカバー。具体的な内訳を見ると、投資家がどの領域にどれだけ賭けているのかが明確になります。

サブセクター | 構成比率(%) | 主な企業例 |
---|---|---|
医薬品 | 35.2 | Eli Lilly, Johnson & Johnson |
ヘルスケアプロバイダー | 22.8 | UnitedHealth Group |
バイオテクノロジー | 19.6 | AbbVie, Amgen |
医療機器・用品 | 16.5 | Intuitive Surgical, Medtronic |
ライフサイエンスツール | 5.6 | Thermo Fisher Scientific |
ヘルスケアテクノロジー | 0.3 | (小規模企業中心) |
医薬品が最も大きなウェイトを占め、次いでヘルスケアプロバイダーとバイオテクノロジーが続きます。このバランスが、XLVの安定性と成長性の両立を支えているのです。例えば、医薬品は安定したキャッシュフローを生み、バイオテクノロジーは革新的な新薬で急成長の可能性を秘めています。
興味深いのは、医療機器やライフサイエンスツールの存在感です。これらはAIやロボット技術の進化で注目度が上がっており、今後ウェイトが増す可能性も。逆に、ヘルスケアテクノロジーはまだ発展途上で、構成比は小さいものの、テレヘルスなどのトレンドが成長を後押しするかもしれません。
この多様性が、XLVのリスク分散効果を生んでいます。ある分野が不調でも、他の分野がカバーする可能性が高い。たとえば、薬価規制で医薬品が圧迫されても、医療機器のイノベーションがセクター全体を支える、といった具合です。投資家にとっては、ヘルスケアの「総合格闘技」を観戦するような面白さがあります。
XLVの構成銘柄
XLVの構成銘柄は、ヘルスケアセクターのトッププレイヤーを網羅しています。2024年12月末時点で61銘柄が含まれており、上位10社で全体の約60%を占める集中型ポートフォリオです。これにより、大手企業の安定感と成長性を享受できる構造になっています。

銘柄名 | ティッカー | 構成比率(%) | 概要 |
---|---|---|---|
Eli Lilly and Co | LLY | 12.5 | 糖尿病薬・肥満治療薬で急成長 |
UnitedHealth Group | UNH | 9.8 | 米国最大級の健康保険・サービス企業 |
Johnson & Johnson | JNJ | 7.2 | 医薬品・医療機器の老舗 |
AbbVie Inc | ABBV | 6.8 | 免疫疾患薬「ヒュミラ」で有名 |
Merck & Co Inc | MRK | 4.3 | がん治療薬「キイトルーダ」が主力 |
Eli Lillyは近年、肥満治療薬の成功で株価が急上昇し、XLVの成長を牽引。UnitedHealthは保険とサービスの両輪で安定収益を確保しています。一方、Johnson & Johnsonのような老舗は、配当と安定性を提供する柱。これらがバランスよく組み合わさることで、XLVはリスクとリターンの調和を図っています。
注目すべきは、中小型株の存在です。上位10社以外にも、成長が期待されるバイオ企業や医療機器メーカーが含まれています。例えば、Intuitive Surgical(ISRG)は手術ロボットのリーダーとして、今後の拡大が見込まれます。こうした新星が、XLVにダイナミズムを加えているのです。
ただし、集中型であるがゆえに、上位銘柄の不調が全体に響くリスクも。たとえば、Eli Lillyの薬が競争に負ければ、XLV全体が影響を受ける可能性があります。それでも、多様な業種と企業の組み合わせが、単一銘柄投資にはない安心感を提供します。
XLVに長期投資した場合のシミュレーション
XLVに100年間投資したらどうなるか、想像してみましょう。過去の平均リターン(約9.8%)を基に、配当再投資を前提としてシミュレーションします。初期投資額を1万ドルとし、複利効果をフルに活用した場合の資産推移を計算してみます。
年数 | 資産額(ドル) | 増加額(前節目比) |
---|---|---|
0 | 10,000 | – |
10 | 25,937 | +15,937 |
30 | 174,494 | +148,557 |
50 | 1,173,908 | +999,414 |
75 | 13,865,041 | +12,691,133 |
100 | 163,665,141 | +149,800,100 |
驚くべきことに、100年後には1万ドルが1億6366万ドルに化けます。これは複利の魔法の力であり、年率9.8%がどれほど強力かを物語っています。30年で約17万ドル、50年で約117万ドルと、時間が経つほど加速度的に資産が増えるのがわかります。
もちろん、現実には100年投資を続けるのは難しいかもしれません。しかし、このシミュレーションは、長期投資の価値を教えてくれます。たとえば、30年後に174,494ドルになれば、老後の資金として十分な基盤に。50年続けられれば、世代を超えた資産形成も夢ではありません。
この成長を支えるのは、ヘルスケアの構造的トレンドです。人口増加、高齢化、医療技術の進歩は、100年後も変わらない可能性が高い。規制や競争のリスクはあるものの、XLVの多様性がそれを緩和してくれるでしょう。未来を信じるなら、XLVは壮大な旅のパートナーになり得ます。
XLVの配当タイミングと直近の配当
XLVは配当金を支払うETFであり、投資家に安定したキャッシュフローを提供します。配当は年4回、四半期ごとに支払われます。具体的には、3月、6月、9月、12月の最終週頃に分配されるスケジュールです。この規則性が、配当狙いの投資家にとって魅力的です。
直近の配当実績を見てみましょう。2024年12月の分配金は1株当たり0.621ドル。これを基に、年間配当は約2.30ドル(0.621ドル×4回と仮定)。2025年3月時点の株価147ドルに対する配当利回りは約1.56%となります。
下表で、過去3年の配当推移をまとめました。
年 | 年間配当(ドル) | 配当利回り(%) |
---|---|---|
2022 | 2.02 | 1.48 |
2023 | 2.15 | 1.58 |
2024 | 2.30(予想) | 1.56(3月時点) |
配当は緩やかに増加傾向にあり、ヘルスケア企業の収益成長を反映しています。利回り1.5%前後は、成長株ETFとしてはまずまず。S&P 500全体の平均(約1.8%)に比べるとやや低いものの、XLVはキャピタルゲインも狙えるため、トータルリターンでカバーされます。
配当金の安定性は、構成銘柄の大手企業の財務力に支えられています。たとえば、Johnson & JohnsonやMerckは長年の配当貴族であり、XLVの分配金を底上げ。これにより、市場が荒れても配当が途切れるリスクは低いと言えるでしょう。収入を重視するなら、このタイミングを活用して計画的に資金を運用できます。
XLVで配当金生活は可能か?
XLVで配当金生活を実現するには、どれくらいの資金が必要かシミュレーションしてみます。目標を年間50万円(約3,333ドル、1ドル150円換算)と設定し、現在の配当利回り1.56%を基に計算します。
- 年間配当3,333ドル ÷ 0.0156(1.56%) = 約213,654ドル
- 213,654ドル × 147ドル(株価) = 約1,454株
つまり、約214,000ドル(約3,210万円)の投資で、年間50万円の配当が得られる計算です。これを下表で整理しました。
目標配当(円) | 必要資金(ドル) | 必要株数 | 必要資金(円) |
---|---|---|---|
50万円 | 213,654 | 1,454 | 3,210万円 |
100万円 | 427,308 | 2,908 | 6,420万円 |
200万円 | 854,616 | 5,816 | 1億2,840万円 |
現実的に、3,210万円を用意するのはハードルが高いかもしれません。しかし、毎月10万円を20年間積み立て(年利9.8%想定)、複利で増やせば約6,700万円に到達。そこから配当生活への移行も可能です。
配当生活の魅力は、働かずとも収入が入ること。XLVの安定した配当と成長性を活かせば、老後の資金やセミリタイアの基盤に。リスクとしては、利回りが低下したり株価が下落したりする可能性がありますが、ヘルスケアの長期トレンドを考えれば、夢の実現に一歩近づける選択肢と言えます。
XLVとよく比較されるETFは?
XLVはヘルスケアETFの代表格ですが、類似の選択肢も存在します。よく比較されるETFとして、iShares U.S. Healthcare ETF(IYH)、Vanguard Health Care ETF(VHT)、iShares U.S. Medical Devices ETF(IHI)があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。
ETF | ティッカー | 経費率(%) | 銘柄数 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
XLV | XLV | 0.08 | 61 | S&P 500ヘルスケアに特化、低コスト |
IYH | IYH | 0.40 | 113 | 幅広いヘルスケア企業をカバー |
VHT | VHT | 0.10 | 413 | 中小型株含む分散型 |
IHI | IHI | 0.40 | 55 | 医療機器に特化、高成長狙い |
IYHはXLVより銘柄数が多く、経費率が高い分、幅広い露出を提供。VHTはさらに分散が進み、中小型株を含むため成長性が高い反面、ボラティリティも増します。IHIは医療機器に絞った特化型で、技術革新に賭けたい人向けです。
XLVの強みは、低コストと大手企業への集中。対して、VHTは分散を重視する人に、IHIはニッチな成長を求める人に適しています。リターンでは、過去10年でXLVが年率10.2%、VHTが10.5%、IHIが12.1%と、特化型がやや上回る傾向。ただし、XLVの安定性は他を圧倒します。投資スタイルに合わせて選ぶのが賢明です。
XLVと合わせてポートフォリオに加えたほうがいいETFは?
XLV単体でも優れていますが、ポートフォリオ全体のバランスを取るには、他のETFとの組み合わせが効果的です。ヘルスケアのディフェンシブ性を補完しつつ、成長や収入を強化する選択肢を考えてみます。
ETF | ティッカー | セクター | 経費率(%) | 補完ポイント |
---|---|---|---|---|
SPDR S&P 500 ETF | SPY | 市場全体 | 0.09 | 全体市場との連動性 |
Technology Select | XLK | テクノロジー | 0.09 | 高成長を追加 |
Consumer Staples | XLP | 生活必需品 | 0.09 | さらなるディフェンシブ性 |
Dividend Aristocrats | NOBL | 高配当 | 0.35 | 配当収入の強化 |
SPYは市場全体をカバーし、XLVのセクター集中リスクを緩和。XLKはテクノロジーの急成長を取り込み、ポートフォリオに勢いを加えます。XLPは生活必需品で安定性をさらに高め、NOBLは配当貴族で収入源を増強。これらを組み合わせれば、攻守のバランスが整います。
たとえば、XLV 40%、SPY 30%、XLK 20%、XLP 10%といった配分なら、ヘルスケアの安定性を基盤に、成長と市場連動性を確保。リスク許容度に応じて調整すれば、長期的な資産成長とリスク管理が両立します。XLVを軸に、戦略的なETF選びが成功の鍵です。
まとめ
XLVは、ヘルスケアセクターの魅力を凝縮したETFです。低コスト、安定性、成長性の三拍子が揃い、長期投資家にとって頼もしい存在。過去25年の実績から見ても、年率9~10%のリターンとディフェンシブな特性は、他のセクターETFと一線を画します。
株価推移やリターンからは、景気変動に強い底堅さと、イノベーションによる成長の両方が確認できました。構成銘柄の多様性と大手企業の安定感は、リスク分散とリターンの源泉。100年シミュレーションでは、複利の力が未来の富を約束し、配当金生活への道も示してくれます。
他のETFとの比較や組み合わせを考えると、XLVはポートフォリオの核として機能します。ヘルスケアの長期トレンドを信じるなら、このETFは投資戦略に欠かせないピースになるでしょう。未来の健康と財布の健康を同時に手に入れる第一歩を、XLVで踏み出してみませんか?
他の人気ETFの記事はこちら
DVYとは?米国高配当株に絞ったETF。インカム・キャピタルの両取りができる初心者にもおすすめのETF
この記事のポイント DVYは高配当株ETFで、利回り3.5%、経費率0.38%。公益事業・金融セクター中心で安定志向 過去10年で年平均成長率7.6%。S&P500(13.4%)やNASDAQ…
NOBLとは?S&P500の配当貴族に絞って投資ができる優良ETF
この記事のポイント NOBLは25年以上連続増配の企業に投資するETFで、安定性と配当成長が強み。 過去10年のCAGRは8%、下落局面ではS&P 500やNASDAQ 100より耐性高い。 …
USOIとは?毎月配当型の原油価格の変動に連動するETF。玄人向けの商品
この記事のポイント USOIは原油ベースの高配当ETN。月次配当とカバードコール戦略が魅力 過去のパフォーマンスは年平均2.8%で、S&P500やNASDAQ100に比べ成長率は控えめだが配当…
SPHDとは?米国のS&P500指数に含まれる銘柄から、高配当かつ低ボラティリティの50銘柄を選び抜いたETF
この記事のポイント 高配当(4.5%)と低ボラティリティを両立、公益事業・金融中心の50銘柄で安定性抜群。 過去10年で年平均リターン7.2%、下落局面でも配当がクッションに。 約9,500万円投資で…
PFFとは?優先株に投資するETF。毎月配当型のETFで安定した配当収益を得れる
この記事のポイント PFFは優先株ETFで、6.3%の配当利回りと月次配当が魅力。 金融セクター80%超の構成で、金利動向に敏感な点に注意。 10年リターンは約5%。成長よりインカムゲイン重視の投資家…
SDIVとは?世界中の高配当株に投資する毎月配当型のETF。配当生活は可能か?
この記事のポイント SDIVは約11%の配当利回りで、毎月配当が得られ、キャッシュフローを重視する投資家に最適。 100銘柄に均等加重で投資し、米国や新興国を含む地域リスクの軽減が特徴。 約4700万…
XYLDとは?配当金生活を狙えるS&P500に投資する毎月配当型のETF
この記事のポイント XYLDはS&P 500にカバードコール戦略を組み合わせ、約9~12%の高配当を実現。 株価成長は控えめだが、下落相場での耐性と毎月分配が魅力。 セクター分散が効き、テクノ…
QYLDとは?毎月配当型のETF。インカム重視の投資家におすすめ!配当金生活を目指そう
この記事のポイント QYLDはカバードコール戦略で高分配(年10~12%)と低ボラティリティを実現。インカム重視の投資家に最適。 株価成長率は0.66%と低いが、分配金再投資で50年で資産33倍の可能…
VTEBとは?少し特殊な米国地方債に投資するETF。毎月配当金が得つつ、資金を避難させる先として最適
この記事のポイント VTEBは米国地方債ETF。経費率0.05%、利回り3.1%で税免除メリット。 10年平均成長率0.8%、騰落率±2.5%。株式ETFより低リスク。 毎月配当でキャッシュフロー安定…
【SOXS】半導体セクターに特化した3倍レバレッジのインバースETF。短期トレードに特化
この記事のポイント 半導体セクターの3倍インバースETF。短期トレードに特化し、経費率1.03%、配当利回り2.5%。 過去5年平均リターン-48.1%。2022年+45.8%だが、長期保有はで不向き…
【EWG】ドイツの株式市場に投資するETF。大型株および中型株を中心に構成(iShares MSCI Germany ETF)
この記事のポイント EWGはドイツ市場に特化したETFで、自動車や金融セクターの強みを低コストでポートフォリオに追加可能。 過去の平均リターン6.8%、配当利回り2.03%で、長期投資と安定収入を両立…
【MBB】米国の住宅ローン担保証券(MBS)に投資するETF。債券の中でも利回り重視の投資に向く
この記事のポイント MBBは低コスト(経費率0.06%)で毎月分配金を提供するMBS特化の債券ETF。安定性とインカム収益が魅力 過去10年リターンは1.15%、S&P500(12.8%)やN…
【SCHB】米国株式市場全体に分散投資するETF。低コストで大型・中型・小型株を網羅し、長期投資向け
この記事のポイント SCHBは経費率0.03%、2,500銘柄で米国市場98%をカバーし、初心者にも最適。 過去15年で年平均10.5%のリターン。小型株の成長性と大型株の安定性を両立。 S&…
【IAU】金価格に連動する低コストETF。GLDと同様に金現物を保有し、インフレヘッジや安全資産として活用
この記事のポイント 経費率0.25%で金価格に連動するETF。リスク分散やインフレヘッジに最適で、流動性と信頼性が高い。 過去10年で年平均7.6%。S&P500やNASDAQ100より低いが…
【SCHG】米国の大型成長株に特化したETF。低コストでハイテク企業中心の成長ポートフォリオ
この記事のポイント SCHGは低コストで米国大型成長株に投資でき、長期的な資産成長を追求する投資家に最適 過去の株価推移や成長率(年平均15%のリターン)から、今後も高いリターンと安定性を見いだせる …
【IWB】iShares Russell 1000 ETF|米国の大型株に投資するETF。ラッセル1000指数連動で、S&P500よりやや銘柄範囲が広い
この記事のポイント 米国の大型・中型株約1,000銘柄をカバーし、低コストで分散投資が可能 テクノロジーや金融など多様なセクター構成で、リスク分散 過去の株価推移や配当実績から、長期投資に適した安定感…
【MUB】米国の地方債(ミュニシパルボンド)に投資するETF
この記事のポイント MUBは連邦税免税の地方債ETF。低リスクかつ安定したリターンを提供し、ポートフォリオの基盤に最適 毎月分配型の配当により、定期収入や複利効果による資産成長を目指せる 経費率0.0…
【COWZ】米国農業関連株ETF|高キャッシュフロー銘柄に特化したETF
この記事のポイント フリーキャッシュフロー重視。財務健全な米国企業に投資。市場変動に強く、長期的な資産成長を狙える 月次配当で安定収入を確保しつつ、過去平均13%のリターンでインフレを上回る資産拡大を…
【MDY】S&P400(米国中型株)に投資するETF
この記事のポイント MDYは米国の中型企業に投資するETFで、大型株より高い成長力と小型株より安定性を兼ね備えている 過去20年の平均リターン約8-9%と、分散投資によるリスク低減で、資産形成に適した…
【IWR】米国の中型株に投資するETF。成長ポテンシャルと安定性のバランスが取れたミッドキャップに注目
この記事のポイント 米国中型株に分散投資でき、成長性と安定性を両立。低コストで長期投資に最適 四半期配当で安定収入、過去10年平均リターン10.2%で資産拡大を期待できる VTIやIXUSと組み合わせ…
【SPYV】S&P500構成銘柄のうちバリュー株に特化したETF。配当重視・割安株投資を好む投資家向け
この記事のポイント SPYVは低コストでバリュー株に投資でき、2.2%の配当利回りと市場下落時の安定性が長期資産形成の基盤となる 金融・ヘルスケア中心のセクター分散と7.2%の過去リターンから、100…
【IVE】S&P500構成銘柄のうちバリュー株に特化したETF
この記事のポイント iシェアーズ S&P 500 バリューETF(IVE)は、低コストでバリュー株に投資し、安定性と成長性を両立 金融・ヘルスケア中心のセクター構成と約1.8%の配当利回りで、…
【SPYG】S&P500構成銘柄のうち成長株に特化したETF。ハイテク比率が高く、成長期待を重視する投資家向け
SPYGのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算…
【VNQ】米国REITに投資するETF。不動産セクター全体をカバー
VNQのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…
【BIL】満期1年未満の米国短期国債に投資するETF|SPDRブルームバーグ1-3ヶ月TビルETF
BILのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

資産運用に興味がある恐竜。様々な国や商品に投資。投資歴は長い。基軸はインデックス投資での運用。短期売買の頻度は少なく、長期目線での投資をコツコツと実施。