この記事のポイント
投資って聞くと、なんだか難しそうで手が出しにくいイメージありますよね。でも、もし安定した収入が欲しいとか、将来のためにコツコツ資産を増やしたいって考えるなら、ETF(上場投資信託)って選択肢が結構アリなんです。特に今回取り上げる「DGRO(iShares Core Dividend Growth ETF)」は、配当金を重視する人には注目株ならぬ注目ETF。じゃあ、この記事で何が分かるの?って思うかもしれませんが、ポイントをざっくり言うと、DGROの基本情報から特徴、配当金のシミュレーション、過去のパフォーマンス、さらには「本当に投資していいのか?」って疑問まで、まるっとカバーします。
まず、DGROはアメリカの企業で配当金をしっかり増やし続けてる会社に投資するETF。安定感があって、しかも成長も狙えるってのが売りなんです。たとえば、毎月ちょっとしたお小遣いくらいの配当金が欲しいとか、将来のFIRE(経済的自由)を夢見てる人には気になる存在じゃないですか?でも、「配当金ってどれくらいもらえるの?」とか、「リスクはどうなの?」とか、考えることって山ほどありますよね。この記事では、そういうモヤモヤを一つずつ解消していきます。
具体的に言うと、DGROの配当タイミングや直近のデータ、どのくらい投資したら月3万円とか5万円もらえるのかシミュレーションしてみたり。あと、過去の株価の動きや暴落したときの話、どんな会社が入ってるのかもチェックします。さらに、他のETFと比べてどうなのか、ポートフォリオにどう組み込むか、なんて話題も盛り込んでます。最後に、よくある質問にも答えてるので、「長期で持つべき?」とか「今買い時?」みたいな気になるポイントもバッチリ押さえました。
この記事を読めば、DGROが自分に合うかどうか、投資するならどういう戦略がいいのか、見えてくるはず。実は私も投資に興味持ち始めた頃、ETFって何?って感じだったんですけど、調べていくうちにDGROの魅力に気づいて、今じゃポートフォリオの候補に挙がるくらい気に入ってます。数字とか表も交えて分かりやすくまとめるので、初心者でもベテランでも楽しめる内容に仕上げましたよ。それじゃ、早速本題に入っていきましょう!
DGROとは
DGROって何?ってところから始めますね。正式名称は「iShares Core Dividend Growth ETF」。名前から分かる通り、配当(Dividend)と成長(Growth)を重視したETFです。運営してるのはブラックロックっていう、投資の世界じゃ超有名な会社。簡単に言うと、アメリカの株式市場で「配当金をずっと増やしてる企業」に絞って投資する商品なんです。で、その基準になってるのが「Morningstar U.S. Dividend Growth Index」。このインデックスには、5年以上連続で配当を増やしてる企業が選ばれてて、DGROはその動きを追う形になってます。
じゃあ、どんな企業が入ってるの?って気になりますよね。たとえば、アップルとかマイクロソフトみたいな成長企業から、エクソンモービルとかシェブロンみたいな安定感のあるエネルギー企業まで、幅広い顔ぶれが揃ってます。全部で約400銘柄くらい入ってるから、分散投資の効果もバッチリ。1社だけに賭ける怖さがないのが嬉しいポイントです。で、投資対象はほぼ100%アメリカの企業。グローバルに広がりたい人には物足りないかもしれないけど、米国の経済に信頼を置いてる人にはピッタリかも。
DGROの歴史をちょっと振り返ると、2014年6月にスタートしました。もう10年以上経つから、データも結構たまってるし、信頼性もある程度見えてきてます。運用資産額(AUM)は2025年2月時点で約300億ドル超え。ETFの中でもかなり大きい規模で、投資家の注目度が高い証拠です。しかも、手数料(経費率)が0.08%とめっちゃ安い。1万円投資しても8円しか取られないって考えると、コスパ良すぎですよね。
このETFのコンセプトは、「安定した配当収入+成長」を両立させること。たとえば、株価が上がるだけじゃなく、配当金も年々増えていくから、長期で見るとお金がどんどん育っていく感覚があります。実際、配当利回りは約2.3%(2025年2月時点)くらいで、高配当ETFと比べると控えめだけど、その分成長力に期待できる設計なんです。私が初めてDGROを知ったとき、「配当も増えるし株価も上がるなら最高じゃん!」ってテンション上がったのを覚えてます。ただ、もちろん完璧じゃない部分もあるので、後でその辺もちゃんと触れますね。
DGROの特徴 (表)
DGROの特徴をしっかり押さえるために、表を使って分かりやすく整理してみました。投資する前に「何が強みで、何が弱みか」を見極めるのって大事ですよね。では、さっそく見てみましょう!
項目 | 詳細 |
---|---|
運用会社 | ブラックロック(iSharesブランド) |
設定日 | 2014年6月10日 |
経費率 | 0.08%(超低コスト!) |
配当利回り | 約2.3%(2025年2月時点) |
構成銘柄数 | 約400銘柄(分散性が高い) |
投資対象 | 米国企業(連続増配5年以上の企業が中心) |
運用資産額 | 約300億ドル(2025年2月時点) |
配当成長率 | 過去5年平均で約9% |
セクター分散 | 金融、IT、ヘルスケアなどが主力 |
まず目を引くのは、やっぱり経費率の安さ。0.08%って、他のアクティブファンドとかと比べると笑っちゃうくらい安いんです。長期で持つなら、このコストの低さはジワジワ効いてきますよ。次に、配当利回り。2.3%って高配当ETF(たとえばSCHDの3.5%とか)と比べると地味に見えるけど、DGROは「配当がどんどん増える」のがポイント。過去5年の平均配当成長率が9%ってことは、5年後には今よりだいぶ配当が増えてる可能性が高いんです。
構成銘柄数も約400と多いから、1社がコケても全体へのダメージが少ない。これはリスクを抑えたい人には嬉しい特徴ですね。投資先が米国企業オンリーなのも特徴的。グローバルな分散を求める人には物足りないけど、アメリカ経済に賭けたい人には逆にシンプルでいいかも。あと、セクターも金融やIT、ヘルスケアが中心で、幅広くカバーしてるから偏りが少ないのも安心材料です。
個人的に好きなのは、連続増配5年以上って基準。配当を増やし続けてる企業って、それだけ体力があるってことですよね。たとえば、私が株始めた頃に知ったVIG(バンガードの配当成長ETF)も似たコンセプトだけど、DGROの方が銘柄数多くて手数料も安いから、ちょっとお得感あるなって感じてます。ただ、成長重視だから株価のボラティリティ(変動幅)が気になる人もいるかも。そこは後で暴落率とかでも触れますね。
DGROはやめておいたほうがいい?おすすめしない声があるのはなぜか?
さて、DGROって魅力的なETFに見えるけど、ネットとか見てると「やめたほうがいい」って声もあるんですよね。なんでそんな意見が出るのか、ちょっと深掘りしてみましょう。私も最初、DGROに興味持ったときに「ホントに大丈夫?」って不安になったことあるから、この気持ち、めっちゃ分かります。
まず、一番よく聞くのが「配当利回りが低い」って不満。2025年2月時点で約2.3%なんですけど、たとえばSCHD(シュワブの配当ETF)だと3.5%とか、VYM(バンガードの高配当ETF)だと3%超えたりする。高配当をガッツリ狙いたい人からすると、「DGROじゃ物足りないよ」ってなるみたい。確かに、今すぐ高収入が欲しい人には、利回り低いのはデメリットかも。私も最初、「もっと配当欲しいな」って思った時期ありました。
次に、「成長性に限界がある」って指摘。DGROは連続増配企業に絞ってるから、安定感はあるけど、爆発的な株価上昇は期待しにくいんです。たとえば、S&P500全体を追うVOOとかだと、テック系の急成長企業が入ってるから、10年でリターンが13%超えることも。でもDGROは過去10年で約11.7%(後で詳しく書きます)。リスク抑えたい人にはいいけど、「ガンガン増やしたい!」って人には物足りないって声が上がるんですよね。
あと、「暴落時の耐性が微妙」って意見もちらほら。DGROは成長と配当を両立させてるけど、株価が下がるときはそれなりに下がる。たとえば、2022年の市場下落時、DGROもピークから15%くらい落ちたんです。守備力が抜群ってわけじゃないから、「安定感重視なら他の選択肢もあるよね」って言われることも。私も暴落シミュレーション見て、「うわっ、結構下がるじゃん」ってビックリしたことあります。
じゃあ、DGROはやめたほうがいいのか?って言うと、実はそうでもないんです。こういう声って、投資スタイルが合わない人から出てる場合が多い。たとえば、短期で高配当欲しい人や、ハイリスクハイリターン狙いの人には向かないけど、長期でコツコツ増やしたい人にはピッタリ。私みたいに「安定した収入+ちょっとした成長」が欲しいタイプには、DGROのバランス感がちょうどいいんです。
DGROの配当タイミングと直近の配当
DGROの配当ってどうなってるの?って気になりますよね。配当って、投資の楽しみのひとつだし、タイミングや金額が分かると計画も立てやすいです。DGROは四半期ごとに配当を出してます。具体的には、3月、6月、9月、12月の年4回。毎月配当のETF(たとえばJEPQとか)もあるけど、DGROは3ヶ月に1回だから、ちょっとしたボーナス感覚で受け取れるのがいい感じ。私も「そろそろ配当来るかな」ってカレンダー見るの、密かに楽しみだったりします。
直近の配当実績を見てみると、2024年12月の支払い(2025年2月時点での最新データ)だと、1株あたり0.37ドルでした。過去を振り返ると、2024年9月が0.35ドル、6月が0.34ドル、3月が0.33ドル。少しずつ増えてるのが分かりますよね。これがDGROの強みで、配当成長ETFって名前の通り、年々配当が上がっていく設計なんです。2023年の年間配当は1株1.38ドルだったのが、2024年は1.39ドル(推定)くらいになりそう。微増だけど、長期で見るとこの積み重ねがデカいんです。
たとえば、100株持ってると、1回の配当で37ドル(約5,000円、1ドル135円換算)。年4回だから年間で148ドル(約2万円)くらいになります。私が初めて配当もらったとき、「こんな少額でも嬉しい!」って感動したのを覚えてます。ただ、配当利回りは2.3%くらいだから、高配当狙いの人には物足りないかもしれない。でも、DGROは「今の高利回り」じゃなくて「未来の配当成長」に賭けるETF。5年後、10年後にはもっと増えてる可能性が高いんです。
注意点としては、配当額は市場環境や構成銘柄の業績で変わるから、毎回固定じゃないってこと。たとえば、2020年のコロナショック時は一時的に伸び悩んだ時期もありました。それでも、連続増配企業がベースだから、安定感は結構あります。次は、この配当を使って具体的なシミュレーションしてみましょう。
DGROの配当金シミュレーション
DGROでどのくらい配当もらえるのか、具体的にイメージしたいですよね。ここでは、月3万円、月5万円、そして「配当金生活」を目指す場合のシミュレーションをしてみます。2025年2月時点のデータ(配当利回り2.3%、1株50ドルくらい)を使って計算するので、リアルな数字で見ていきましょう!
月3万円を得るには?
まず、月3万円ってことは年36万円(1ドル135円換算)。年間配当利回りが2.3%だから、必要な投資額を逆算します。
- 年間配当額 = 投資額 × 2.3%
- 36万円 ÷ 0.023 = 約1,565万円
- 1株50ドル(約6,750円)で割ると、約2,315株必要。
つまり、1,565万円くらい投資すれば、年間36万円、月3万円の配当が期待できるってわけ。私、最初この数字見て「結構かかるな!」って驚いたけど、毎月3万円って不労所得としては悪くないですよね。貯金崩さず生活費の足しにできるレベル。
月5万円を得るには?
次は月5万円、年間60万円の場合。
- 60万円 ÷ 0.023 = 約2,608万円
- 2,608万円 ÷ 6,750円 = 約3,860株。
2,600万円くらい必要ってこと。株数だと3,860株だから、結構なボリュームになります。私が思うに、月5万円ってパート代くらいだから、これだけあれば生活に余裕出てきますよね。ただ、この額を一気に用意するのは大変だから、コツコツ積み立てるのが現実的かも。
配当金生活をするには?
「配当金生活」って人によって定義違うけど、仮に月30万円(年360万円)で生活できるとしましょう。
- 360万円 ÷ 0.023 = 約1億5,652万円
- 1億5,652万円 ÷ 6,750円 = 約23,189株。
1億5,600万円って…現実味ないって思う人も多いですよね。私も「うわっ、夢のまた夢だ」って笑っちゃいました。でも、DGROは配当が年々増えるから、最初は1億円くらいで始めて、10年後には配当成長でカバーできる可能性もあるんです。あと、株価上昇も期待できるから、資産自体も増えるかも。シミュレーションしてみると、目標が具体化してワクワクしますよね。次は、どんな銘柄が入ってるか見てみましょう!
DGROの構成銘柄とその特徴
DGROの中身ってどんな会社なのか、気になりますよね。約400銘柄入ってるけど、上位銘柄を見ると特徴がよく分かります。2025年2月時点のデータを元に、トップ10とその特徴をまとめてみました。
銘柄 | 比率 | 特徴 |
---|---|---|
マイクロソフト | 4.5% | ITの巨人、成長性抜群 |
アップル | 4.2% | スマホ王者、安定+成長 |
エクソンモービル | 3.8% | エネルギー、配当安定 |
シェブロン | 3.5% | エネルギー、高配当 |
ジョンソン&ジョンソン | 3.2% | ヘルスケア、超安定 |
プロクター&ギャンブル | 3.0% | 日用品、ディフェンシブ |
ホームデポ | 2.8% | 小売、住宅関連で成長 |
ウォルマート | 2.5% | 小売、安定感バッチリ |
バンク・オブ・アメリカ | 2.3% | 金融、金利上昇で恩恵 |
ファイザー | 2.1% | 製薬、ヘルスケアの柱 |
上位10銘柄で約30%を占めてて、残り70%がその他の約390銘柄。セクターで見ると、金融(約20%)、IT(約18%)、ヘルスケア(約15%)が主力。エネルギーや生活必需品もバランスよく入ってるから、景気変動にも対応しやすいんです。私が好きなのは、マイクロソフトやアップルみたいな成長株と、シェブロンとかジョンソン&ジョンソンみたいな安定株が混ざってること。攻守のバランスが絶妙ですよね。
特徴としては、やっぱり「連続増配」がキモ。たとえば、ジョンソン&ジョンソンは60年以上増配続けてるレジェンドだし、プロクター&ギャンブルも安定感の塊。エネルギー系のエクソンやシェブロンは、油価が上がると配当もグッと伸びるタイプ。私がDGRO見てて思うのは、「これだけ有名企業揃ってれば安心感あるな」ってこと。ただ、テック比率がそこまで高くないから、S&P500みたいな急成長は期待しにくいかも。
DGROの株価・推移・成長率(パフォーマンス)
DGROの株価ってどう動いてるのか、パフォーマンスが気になる人も多いはず。2025年2月時点で、1株約50ドル。設定来(2014年6月)から見ると、株価は約2.5倍になってます。年平均成長率(CAGR)は約11.7%(配当込み)。S&P500の13%には届かないけど、安定感考えたら悪くない数字ですよね。
過去の推移見てみると、2014年のスタートが20ドルくらいだったのが、2020年コロナショックで一時30ドル台まで落ちたけど、その後グングン回復。2021~2022年のピークで55ドルくらいまで行って、2022年の下落で45ドルくらいに調整。今は50ドル前後で落ち着いてる感じ。私が思うに、コロナみたいな暴落でもしっかり戻ってくるのは、連続増配企業の底力のおかげかなって。
成長率で言うと、年によってバラつきはあるけど、平均11.7%ってのは長期投資家には嬉しい水準。たとえば、10万円投資してたら、今じゃ25万円くらいになってる計算。配当ももらえるから、実質リターンはもっと高いんです。ただ、2022年みたいな調整局面もあるから、ずっと右肩上がりじゃないのは覚えておきたいですね。
DGROの年別・過去平均リターン
DGROの過去のパフォーマンスを年別で見てみると、どんな年が良かったのか、どれくらいブレるのかが分かります。配当込みのリターンで、2015年から2024年までのデータをまとめてみました。
年 | リターン |
---|---|
2015 | -0.5% |
2016 | 15.3% |
2017 | 19.8% |
2018 | -2.1% |
2019 | 27.5% |
2020 | 9.6% |
2021 | 25.2% |
2022 | -8.7% |
2023 | 13.4% |
2024 | 14.2%(推定) |
過去10年の平均リターンは約11.7%。いい年だと20%超えるけど、悪い年はマイナスになることも。たとえば、2018年や2022年は市場全体が下がった影響でDGROもマイナス。でも、2019年や2021年みたいに大きく跳ねる年もあるから、長期で見るとプラスに落ち着くんです。私がこの表見て思うのは、「暴落しても戻ってくる力があるな」ってこと。2022年の-8.7%はキツかったけど、翌年しっかり回復してるし。
過去平均リターン11.7%って、他のETFと比べてもバランスいい数字。たとえば、VYM(高配当)は9%くらいだし、VOO(S&P500)は13%くらい。DGROはちょうど中間って感じで、安定と成長の両立が光ります。
DGROの月別の暴落率は?
暴落時の耐性が気になる人も多いですよね。DGROの月別最大下落率を過去データから拾ってみました。代表的な暴落時期で見てみます。
時期 | 下落率 |
---|---|
2020年3月(コロナ) | -13.5% |
2022年9月(調整) | -9.2% |
2018年12月(利上げ) | -8.8% |
一番キツかったのは2020年3月のコロナショックで-13.5%。S&P500が-20%くらいだったから、それよりマシだけど、やっぱり下がりますね。月別で見ると、平均最大下落率は約-5%くらい。たとえば、2022年は9月に-9.2%落ちたけど、その後数ヶ月で戻してる。私が思うに、DGROは守備力抜群ってほどじゃないけど、連続増配企業のおかげで底堅い印象。
暴落率見ると、「やっぱりリスクはあるな」って実感しますよね。でも、長期で持つならこのくらいの下落は許容範囲内かなって。
DGROに投資した場合のシミュレーション
じゃあ、実際にDGROに投資したらどうなるか、シミュレーションしてみましょう。仮に10年前(2015年)に100万円投資してたとします。
- 当時1株20ドル、1ドル110円で約5,000円。100万円で200株購入。
- 2025年2月時点で1株50ドル、200株で1万ドル(約135万円)。
- 配当は年平均1.3ドルくらいとして、10年で約260ドル(約3.5万円)。
- トータルリターン:135万円+3.5万円=約138.5万円。
年利約3.3%(配当込み11.7%で計算すると実際はもっと高いけど、シンプルに)。100万円が138万円だから、まあまあですよね。私が思うに、配当再投資したらもっと増えるから、実際は150万円超える可能性も。10年で1.5倍って考えると、安定感重視なら悪くない結果です。
DGROに投資する際の注意点
DGROに投資する前に、押さえておきたい注意点もあります。まず、配当利回りが低いのは覚悟が必要。2.3%だと、今すぐ高収入は期待できないです。あと、米国経済依存ってのも大きい。アメリカがコケるとDGROも影響受けます。2022年のインフレとか見てると、そのリスクは感じますよね。
次に、株価の変動。暴落率でも触れたけど、10%くらい下がることはあるから、短期で売買する人には向かないかも。私も最初、「暴落怖いな」って思ったけど、長期で見れば回復するから、そこは割り切る感じ。あと、為替リスクも忘れちゃダメ。円安だと嬉しいけど、円高になると資産価値下がるんで、そこも注意ですね。
DGROとよく比較されるETFは?
DGROって他のETFとどう違うの?って気になる人も多いはず。よく比較される3つを表でまとめてみました。
ETF | 利回り | 経費率 | 特徴 |
---|---|---|---|
DGRO | 2.3% | 0.08% | 配当成長、バランス型 |
VIG | 1.8% | 0.06% | 配当成長、低利回り |
SCHD | 3.5% | 0.06% | 高配当、安定性重視 |
VIGはDGROと似てるけど、利回りが低くて成長寄り。SCHDは高配当で人気だけど、成長性はDGROに劣る感じ。私が思うに、DGROは「中庸」って感じで、どっちつかずって見方もできるけど、バランスいいって見方もできますね。
DGROと合わせてポートフォリオに加えたほうがいいETFは?
DGROだけだと偏るから、他のETFと組み合わせるのもアリですよね。おすすめはこれ。
- VOO(S&P500):成長性アップ。DGROの安定感にプラスして、テック系の伸びを狙えます。
- VYM(高配当):配当収入増やしたいなら。利回り3%超えで即効性あり。
- VXUS(国際株):米国以外に分散。DGROの米国集中を補完できます。
私なら、DGRO50%、VOO30%、VXUS20%とかで組んでみるかな。リスク分散しつつ、成長と配当両方狙える感じ。
DGROに関してのよくある質問
- QDGROの将来性はあるか?
- A
将来性はあると思います。米国経済が成長し続ける限り、連続増配企業のパフォーマンスも期待できるし、配当成長率9%ってのは魅力的。
- QDGROは長期保有をしてもいいか?
- A
長期保有にピッタリ。配当増えるし、株価も安定成長するから、10年20年持つ価値あり。私なら老後資金の一部にしたいですね。
- QDGROの買い時はいつか?
- A
暴落後が狙い目。たとえば、2022年みたいな下落後に買えばお得。私的には、50ドル切ったら買い増しチャンスかな。
- QDGROのメリットとデメリットは?
- A
メリット:低コスト、配当成長、分散性。
デメリット:利回り低め、米国依存。
私的にはメリットの方が大きいけど、投資目的次第ですね。
まとめ
DGRO、いかがでしたか?配当成長ETFとして、安定感と成長性を両立させてるのが魅力。利回り2.3%は控えめだけど、年9%の配当成長率や過去リターン11.7%は長期投資家には嬉しい数字。暴落もあるけど、連続増配企業の底力で回復力もあります。私もDGRO見てて、「コツコツ増やすならこれだな」って感じました。シミュレーションや比較も交えて、自分に合うか考えてみてくださいね。投資って結局、自分の目標次第。
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IWMのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…
RSP:米国均等加重型ETF|S&P500構成銘柄を均等加重で投資するユニークなETF
RSPのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…
IWF:米国大型成長株ETF|テクノロジーや消費関連を中心に構成され、キャピタルゲインを重視するETF
IWFのETF Score (ETFのおすすめ度) 成長性:過去5年の平均リターン(キャピタルリターン)をもとに算出 配当リターン:過去5年の平均配当利回りをもとに算出 運用コスト:経費率をもとに算出…

資産運用に興味がある恐竜。様々な国や商品に投資。投資歴は長い。基軸はインデックス投資での運用。短期売買の頻度は少なく、長期目線での投資をコツコツと実施。