S&P500とVIXは本当に相関しているのか?

投資

結論

S&P500とVIXは1990年以降の長期でみると相関していない
2020年以降でようやく負の相関がみられる(-0.61)
VIXが35を超えるとS&P500は大きく下げ、買い場となる

1990年以降のデータ 

VIX と S&P500(全期間)

相関係数は-0.058相関はなし

2000年以降のデータ 

VIX と S&P500(2000年~)

相関係数は-0.165相関はなし ※1990年以降のデータと比較してやや負の相関が増した

2010年以降のデータ 

VIX と S&P500(2010年~)

相関係数は0.0012相関はなし 

2020年以降のデータ 

VIX と S&P500(2020年~)

相関係数は-0.61負の相関あり 

VIXが35を超えるとS&P500が大きく下落

VIX と S&P500(1990年~)

※VIXが35のラインを点線で表記

35を超えるタイミングでは歴史的なイベントが発生していて、S&P500が大きく下落する傾向にある。

執筆者:ぽこ

投資歴は数十年。数々の市場の暴落と回復の経験から、インデックス投資を中心にしつつ、道楽で個別株への投資をするコアサテライト戦略で運用するのが基本スタイル。焦らずにのんびりゆったり資産形成中。

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