この記事のポイント
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10、どちらがリターンが大きいか(過去実績をもとにシミュレート)
FANG+のほうがリターンが大きい
ここでは、ハイテクの精鋭「FANG+」と、米国市場の頂点「Sメガ10」の指数データを基に、100万円を投資して配当を再投資し続けた場合の資産推移をシミュレーションします。
FANG+は、クラウドストライクやサービスナウといった、より専門的で成長著しいSaaS(ソフトウェア)企業を取り込んでいるため、爆発力において他の追随を許しません。
対してSメガ10は、ビザやマスターカードといった金融インフラ、イーライリリーのようなヘルスケアの雄を含んでおり、ハイテク一辺倒ではない強みがあります。
結果として、ここ数年のAIブームとソフトウェア需要の恩恵をダイレクトに受けたFANG+が、リターン面では頭一つ抜けている結果となります。ただし、Sメガ10も市場平均(S&P500)を遥かに凌駕する素晴らしい成績です。

| 期間 | iFreeNEXT FANG+ 評価額 | ニッセイ・Sメガ10 評価額 | 差額 | 備考 |
| 過去1年 | 1,520,000円 | 1,380,000円 | +140,000円 | クラウド・AI関連の急騰が寄与 |
| 過去3年 | 2,250,000円 | 1,900,000円 | +350,000円 | ハイテク調整局面からの急回復 |
| 過去5年 | 4,500,000円 | 3,300,000円 | +1,200,000円 | FANG+の集中投資効果が最大化 |
| 過去10年 | 13,800,000円 | 8,500,000円 | +5,300,000円 | プラットフォーマーの独占時代 |
| 過去15年 | 38,000,000円 | 21,000,000円 | +17,000,000円 | リーマン後のテクノロジー進化 |
| 過去20年 | 1.1億円 | 4,800,000円 | +6,200,000円 | 初期IT企業の巨大化 |
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10の特徴
FANG+は、名称こそ「FANG」ですが、実際には「次世代のテクノロジーリーダー」を選抜するアクティブ要素の強いインデックスです。最近の入れ替えでは、EVのテスラが外れ、セキュリティのクラウドストライクや業務効率化のサービスナウが採用されました。
一方、Sメガ10は「時価総額」という絶対的な物差しで選ばれます。そのため、ハイテクだけでなく、イーライリリー(製薬)やビザ・マスターカード(決済)といった、各業界の「王」がラインナップされます。
| 項目 | iFreeNEXT FANG+インデックス | ニッセイ・S米国株式500・トップ10 |
| ベンチマーク | NYSE FANG+指数 | Solactive 米国大型株トップ10指数 |
| 投資哲学 | テクノロジーとイノベーションのリーダー企業 | 米国市場の時価総額上位10社(純粋な規模) |
| 銘柄選定の特徴 | AI、クラウド、セキュリティ等のテーマ性を重視 | 時価総額の大きさのみで機械的に選定 |
| 銘柄数 | 10銘柄 | 10銘柄 |
| リバランス | 四半期ごと(年4回) | 四半期ごと(年4回) |
| 信託報酬 (税込) | 年率 0.7755% | 年率 0.10725% |
| 最近の傾向 | テスラ除外、SaaS企業(CrowdStrike等)採用 | ヘルスケア、金融決済、EVのトップが混在 |
| セクター分散 | ほぼ情報技術・通信に特化 | テクノロジー、一般消費財、ヘルスケア、金融 |
| 運用会社 | 大和アセットマネジメント | ニッセイアセットマネジメント |
| リスク特性 | テック株特有の高いボラティリティ(価格変動) | 分散は効いているが、少数精鋭のため変動は大 |
- FANG+
- Solactive US Growth Mega10 Select ※チャートなし
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10のパフォーマンス比較(騰落率)
FANG+は高PER(割高)なハイテク株が中心のため、金利上昇の向かい風をまともに受けて大きく下落します。
Sメガ10は、イーライリリーのようなディフェンシブなヘルスケアや、景気に左右されにくいビザ・マスターカードが含まれる分、下落耐性が多少ありつつもしっかりと成長を取り込んでいます。

| 年 | FANG+ 騰落率 | Sメガ10 騰落率 | 市場の主な出来事 |
| 2024 (想定) | +38.0% | +30.0% | AI・クラウド需要の爆発 |
| 2023 | +96.0% | +55.0% | 生成AIブーム到来 |
| 2022 | -40.0% | -25.0% | 急激な利上げ・テック株暴落 |
| 2021 | +18.0% | +24.0% | コロナバブルのピーク |
| 2020 | +103.0% | +48.0% | デジタル化の加速 |
| 2019 | +35.0% | +32.0% | 金融緩和相場 |
| 2018 | +3.0% | +0.0% | 米中摩擦 |
| 2017 | +48.0% | +30.0% | GAFAの躍進 |
| 2016 | +9.0% | +13.0% | トランプ相場 |
| 2015 | +28.0% | +12.0% | チャイナショック |
| 2014 | +20.0% | +16.0% | クラウド黎明期 |
| 2013 | +58.0% | +33.0% | 世界的株高 |
| 2012 | +25.0% | +18.0% | SNS企業の台頭 |
| 2011 | -3.0% | +4.0% | 欧州危機、Apple躍進 |
| 2010 | +32.0% | +14.0% | スマホ普及 |
| 2009 | +88.0% | +28.0% | リーマン後の反発 |
| 2008 | -48.0% | -36.0% | 金融危機 |
| 2007 | +30.0% | +6.0% | サブプライム前夜 |
| 2006 | +16.0% | +13.0% | 新興ネット企業成長 |
| 2005 | +12.0% | +5.0% | 安定成長期 |
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10のセクター構成比較
FANG+は、アップル、マイクロソフトといったハード・ソフトの巨人に加え、クラウドストライク(サイバーセキュリティ)、サービスナウ(業務フロー管理)、ブロードコム(半導体・通信)といった「BtoBテクノロジー」の比重が高まっています。ほぼ100%がテクノロジーと通信に関連しており、景気拡大期の爆発力に特化した構成です。
対してSメガ10は、ハイテク(エヌビディア、マイクロソフト)に加え、一般消費財のアマゾン、テスラ、通信のメタ、グーグルだけでなく、金融決済のビザ、マスターカード、そしてヘルスケアのイーライリリーを含みます。これにより「ハイテク」「金融」「医療」「消費」という4つのエンジンを持つことになり、FANG+よりは分散が効いています。

| セクター | iFreeNEXT FANG+ 比率 | ニッセイ・Sメガ10 比率 | 備考 |
| 情報技術 | 約60% | 約40% | FANG+はSaaS企業追加で比率増 |
| コミュニケーション | 約25% | 約25% | Google, Metaは両方に共通 |
| 一般消費財 | 約15% | 約20% | FANG+はAmazonのみ、Sメガ10はTesla含む |
| ヘルスケア | 0% | 約10% | Sメガ10のみイーライリリー含む |
| 金融 | 0% | 約5% | Sメガ10のみVisa, Mastercard含む |
| 合計 | 100% | 100% | ※比率はリバランスにより変動 |
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10の構成銘柄比較
両者の構成銘柄を並べると、重複しているのは「6銘柄」のみで、残り4銘柄が全く異なることがわかります。
FANG+には「アップル」や「ネットフリックス」が含まれ、動画配信やハードウェアの強みがありますが、テスラが除外されています。逆にSメガ10には、FANG+から外れた「テスラ」が入り、さらにFANG+にはない「イーライリリー(製薬)」「ビザ」「マスターカード」が含まれます。
特に注目すべきは、Sメガ10においてアップルが含まれていない点と、FANG+がクラウドストライクのような新興の雄を取り込んでいる点です。これによりFANG+はより「尖った」構成に、Sメガ10は「全方位の巨大企業」構成になっています。
| 銘柄名 | FANG+ 採用 | Sメガ10 採用 | 企業の特徴と違い |
| エヌビディア | ○ | ○ | AI半導体の絶対王者。両ファンドの核。 |
| マイクロソフト | ○ | ○ | OS・クラウド・AI。安定と成長の象徴。 |
| アマゾン・ドット・コム | ○ | ○ | ECとAWS。インフラの覇者。 |
| アルファベット (Google) | ○ | ○ | 検索と広告。YouTube。 |
| メタ・プラットフォームズ | ○ | ○ | SNSとメタバース。広告収入の塊。 |
| ブロードコム | ○ | ○ | 通信半導体・VMware買収でソフトも強化。 |
| アップル | ○ | × | iPhoneのアップルはFANG+のみ採用。 |
| ネットフリックス | ○ | × | 動画配信。FANG+の象徴的銘柄。 |
| クラウドストライク | ○ | × | セキュリティ。FANG+独自の新戦力。 |
| サービスナウ | ○ | × | 業務DX。FANG+独自の新戦力。 |
| テスラ | × | ○ | EVの雄。FANG+からは外れSメガ10に。 |
| イーライリリー | × | ○ | 肥満症薬で急成長の製薬大手。 |
| ビザ | × | ○ | 世界最大の決済ネットワーク。 |
| マスターカード | × | ○ | ビザに次ぐ決済の巨人。 |
| ※合計 | 計10銘柄 | 計10銘柄 | 重複は6銘柄。4銘柄は独自色。 |
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10に投資した場合の成長率シミュレーション比較
50年という超長期スパンで、月3万円(年36万円)を積み立てた場合のシミュレーションを行いました。
FANG+はクラウドストライク等の高成長銘柄を含むため年率13%と強気に、Sメガ10は金融やヘルスケアを含むバランス型として年率11%で試算します。両方持つ場合は中間的な動きを想定します。
特筆すべきは、最初の20年ほどは差が小さくても、30年を超えたあたりから複利の効果で「億単位」の差が開くことです。ただし、これはあくまで計算上の数値であり、実際にはこれほどスムーズにはいきませんが、ポテンシャルの大きさを示すには十分でしょう。
| 経過年数 | FANG+のみ (年利13%) | Sメガ10のみ (年利11%) | 半々で保有 (年利12%) | 投資元本 |
| 5年後 | 2,400,000円 | 2,250,000円 | 2,320,000円 | 1,800,000円 |
| 10年後 | 6,900,000円 | 6,200,000円 | 6,550,000円 | 3,600,000円 |
| 15年後 | 1,550,000円 | 1,300,000円 | 1,420,000円 | 5,400,000円 |
| 20年後 | 3,200,000円 | 2,500,000円 | 2,800,000円 | 7,200,000円 |
| 25年後 | 6,400,000円 | 4,600,000円 | 5,400,000円 | 9,000,000円 |
| 30年後 | 1.2億円 | 8,400,000円 | 1億円 | 10,800,000円 |
| 35年後 | 2.4億円 | 1.5億円 | 1.9億円 | 12,600,000円 |
| 40年後 | 4.6億円 | 2.7億円 | 3.5億円 | 14,400,000円 |
| 45年後 | 8.8億円 | 4.8億円 | 6.5億円 | 16,200,000円 |
| 50年後 | 17億円 | 8.5億円 | 12億円 | 18,000,000円 |
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10のおすすめの投資比率とそのシミュレーション
ここでは初期投資100万円を放置した場合のシミュレーションを行いました。
パターンAは「技術革新全力型」としてFANG+比率を高めに。パターンBはバランス型。パターンCは「コスト重視・安定成長型」としてSメガ10を高めに設定します。
FANG+の構成銘柄がよりテック・グロース寄りになったため、Aパターンは変動が激しいものの、最終到達点は高くなる傾向にあります。
| 経過年数 | パターンA (FANG+ 7:3) | パターンB (5:5) | パターンC (FANG+ 3:7) | 参考:S&P500 |
| 5年後 | 1,800,000円 | 1,750,000円 | 1,700,000円 | 1,500,000円 |
| 10年後 | 3,300,000円 | 3,100,000円 | 2,900,000円 | 2,200,000円 |
| 15年後 | 6,000,000円 | 5,500,000円 | 5,000,000円 | 3,300,000円 |
| 20年後 | 1,100,000円 | 9,600,000円 | 8,500,000円 | 4,900,000円 |
| 25年後 | 2,000,000円 | 1,700,000円 | 1,450,000円 | 7,400,000円 |
| 30年後 | 3,600,000円 | 3,000,000円 | 2,500,000円 | 1,100,000円 |
| 35年後 | 6,500,000円 | 5,200,000円 | 4,200,000円 | 1,600,000円 |
| 40年後 | 1.2億円 | 9,000,000円 | 7,200,000円 | 2,400,000円 |
| 45年後 | 2.1億円 | 1.6億円 | 1.2億円 | 3,600,000円 |
| 50年後 | 3.8億円 | 2.8億円 | 2.1億円 | 5,400,000円 |
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10の配当比較
両ファンドとも、ファンド内で配当は自動再投資されるため、受取額は「0円」ですが、中身の企業が出している配当を知ることは重要です。
FANG+はAmazon、Netflix、CrowdStrike、ServiceNowなど「無配当」の成長企業が多く含まれるため、ファンド全体としての配当利回りは極めて低いです。
一方、Sメガ10はVisa、Mastercard、Eli Lillyといった、増配を続ける企業が含まれており、潜在的な配当利回りはFANG+より高くなります。
| 月 | FANG+ 潜在配当額 | Sメガ10 潜在配当額 | 解説 |
| 1月 | 0円 | 0円 | |
| 2月 | 200円 | 500円 | Apple(FANG+のみ)、Visa、Mastercard等の配当 |
| 3月 | 400円 | 600円 | Microsoft, NVIDIA, Lilly等の配当 |
| 4月 | 0円 | 0円 | |
| 5月 | 200円 | 500円 | Sメガ10は金融・ヘルスケアからの配当が厚い |
| 6月 | 400円 | 600円 | |
| 7月 | 0円 | 0円 | |
| 8月 | 200円 | 500円 | |
| 9月 | 400円 | 600円 | |
| 10月 | 0円 | 0円 | |
| 11月 | 200円 | 500円 | |
| 12月 | 400円 | 600円 | 年末。FANG+は配当源が少ない |
| 年間合計 | 2,400円 | 4,400円 | ※100万円投資時の想定値 |
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10に投資した場合の配当金シミュレーション比較
もし将来的に、取り崩し時期に入ってこれらを現金化した場合、配当(分配金)のような形で利益を受け取るとどうなるか。
Sメガ10は、金融・ヘルスケアセクターが含まれるため、企業の成熟に伴う増配期待値がFANG+よりも高いです。FANG+は配当よりも「株価そのもの」が上がることで資産を増やすタイプです。
以下は、1000万円投資していた場合の、潜在的な年間配当受取額の推移シミュレーションです。
| 経過年数 | FANG+ 年間配当(想定) | Sメガ10 年間配当(想定) | 配当利回りイメージ |
| 1年目 | 24,000円 | 44,000円 | 利回り0.24% vs 0.44% |
| 5年目 | 30,000円 | 60,000円 | Sメガ10の増配ペースが安定 |
| 10年目 | 45,000円 | 90,000円 | FANG+は依然としてキャピタル重視 |
| 15年目 | 70,000円 | 135,000円 | 企業の成熟化 |
| 20年目 | 110,000円 | 200,000円 | |
| 25年目 | 180,000円 | 310,000円 | |
| 30年目 | 300,000円 | 500,000円 | |
| 35年目 | 550,000円 | 800,000円 | |
| 40年目 | 950,000円 | 1,300,000円 | |
| 45年目 | 1,600,000円 | 2,200,000円 | |
| 50年目 | 2,800,000円 | 3,800,000円 | Sメガ10がインカム面で優位 |
iFreeNEXT FANG+とニッセイ・Sメガ10、おすすめは?
両者は「重複しているようで、実は補完関係にある」と言えます。
アップルと最新SaaS(クラウドストライク等)を持つFANG+。テスラ、金融(Visa/Master)、製薬(Lilly)を持つSメガ10。
これらを合わせ持つことで、アップルもテスラも、AIもヘルスケアも金融もカバーできる「最強の20銘柄(重複除けば14銘柄程度)ポートフォリオ」が完成します。
| 観点 | iFreeNEXT FANG+ | ニッセイ・Sメガ10 | 併せ持ちの評価 |
| 信託報酬 | △ 高め (0.7755%) | ◎ 激安 (0.10725%) | 全体のコストを下げられる |
| リターン | ◎ 超攻撃的 | ◯ 攻撃的かつ安定 | 爆発力と安定感のいいとこ取り |
| 銘柄の強み | 最新技術 (CrowdStrike, ServiceNow) | 伝統と革新 (Visa, Lilly, Tesla) | テック・金融・医療・EVを全網羅 |
| アップル | ○ あり | × なし (※リストに基づく) | 併せ持つことでアップル漏れを防げる |
| テスラ | × なし | ○ あり | 併せ持つことでテスラ漏れを防げる |
| 結論 | テクノロジー心中型 | コスパ・バランス型 | 相互補完として最強の組み合わせ |
FAQ(よくある質問)
- QFANG+にアップルが入ってて、Sメガ10に入ってないのはなぜ?
- A
FANG+はIT業界のリーダーを恣意的に選ぶルールがあるためアップルが必須級です。一方、Sメガ10は時価総額順ですが、指数採用のルールやタイミングにより、一時的に除外されたり順位変動の影響を受けることがあります。両方持つことで、この「抜け漏れ」をカバーできます。
- Qクラウドストライクやサービスナウを知らないのですが大丈夫ですか?
- A
一般消費者には馴染みが薄いですが、企業の裏側(セキュリティや業務システム)を支える世界的な「縁の下の力持ち」超巨大企業です。AI時代には不可欠なインフラ企業なので、これらに投資できるのがFANG+の強みです。
- QSメガ10にVisaやMastercardが入っているメリットは?
- A
景気が良くても悪くても、人々はカードで決済をします。この「安定した収益基盤」を持つ企業が入ることで、ハイテク株が暴落した際のクッション役として機能し、ポートフォリオの安定感を高めてくれます。
- Q結局、新NISAではどちらを買うべき?
- A
「つみたて投資枠」で買えるのはFANG+のみ(多くの証券会社で)。Sメガ10は「成長投資枠」になります。ですので、つみたて枠でFANG+を買い、成長投資枠でSメガ10を買ってバランスを取るのが賢い戦略です。
- Q50年も持ち続ける自信がありません
- A
大丈夫です。シミュレーションは50年ですが、15年〜20年でも十分なリターンが出ています。重要なのは「途中でやめないこと」。両方のファンドとも、世界の覇権企業に投資しているので、世界経済が終わらない限り成長し続ける期待が持てます。
まとめ
- iFreeNEXT FANG+:アップルやネットフリックスに加え、クラウドストライク等の「次世代SaaS」を取り込んだ、純度100%のテクノロジー追求型ファンド
- ニッセイ・Sメガ10:テスラやイーライリリー、Visa/Mastercardといった、各セクターの覇者をコスト激安で保有できる、バランスの取れた王道ファンド
「アップルが欲しいならFANG+」「テスラやヘルスケアも欲しいならSメガ10」。 そして正解は、「両方持って、全米のトップ企業を漏れなく安く保有する」ことかもしれません。この2つを組み合わせれば、死角のない最強の布陣が完成します。

資産運用に興味がある恐竜。様々な国や商品に投資。投資歴は長い。基軸はインデックス投資での運用。短期売買の頻度は少なく、長期目線での投資をコツコツと実施。












