投資で勝つにあたっての結論
株式投資において資産を増やすには、一切難しいことを考えなくても良いのです。
S&P500やNASDAQ100、全世界など成長している市場と連動する指数に対して長期間投資をすればいいだけです。
とてもシンプルなのですが、基本的にこれで資産はどんどん増えていきます。
良書と呼ばれている分厚い投資本に書かれていることや、著名な人が言っている内容も大抵はこれです。
なぜこのシンプルな投資方法が流行らないのか
流行っているのかもしれませんが、シンプルがゆえに地味です。
短期的な利益も得られず、20年くらいは放置です。
みんなが求めているのは1日で、1週間で資産が2倍になるようなそういう投資方法なのだと思います。
もちろん、そのような投資方法もあるのですが、リターンの魅力が大きい分、リスクも大きくなります。
魅力ばかりに気を取られて、リスクのことを忘れてしまうのは投資初心者のあるあるです。
良い指数とは?
3ステップのうちの1つ目の「良い指数」に関してです。
いろいろ言われていますが、全米か全世界のどちらかに連動する指数がいいです。
具体的にいうとこちら。
投資である時点でリスクはつきものであり、必ず増えるというものではないですが、やはり全米経済は強く、過去の動きをみても非常に堅調に伸びてきています。
全世界においても同様です。どこかの国が伸びていなくても、どこかの国が伸びる。非常に単純な話です。少し深い話をすると、全世界の指数のうち60%が米国です。株式における世界の60%を米国が牛耳っているということで、ここからも米国市場の強さが伺えます。
指数と連動する投資先を選ぶ
楽天証券とかSBI証券で、その指数に連動する商品を選びましょう。
ETFがいいのか、投資信託がいいのかとか細かい話はありますが、長期で投資するのであればどっちでもいいです。信託手数料のことを考えるのであれば、ETFのほうが若干お得ですが、はじめからそこまで気にする必要はないです。
S&P500 (全米)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- VOO
CRSP US Total Market (全米)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- VTI
MSCI ACWI (全世界)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
上記のどれでもよく、どれか1つにずっと投資し続けるだけです。
興味をもって深く調べていくと、経費率や買付金額などいろんな情報がでてくるのですが、良い商品同士で比べているので、あまりその比較に意味はありません。気にしすぎないように。
あとは定期積み立てで、20年くらい放置
定期積み立てというのは、一定の間隔をあけてお金を投資していくということです。
株式市場が不安定なときも安定しているときも気にせず淡々と投資をしていくというものです。
下がったときに買い、上がったときに売ればいいのでは?と思う方もいるかもしれないのですが、それを完璧に予測できる人なんていないので気にするだけ無駄です。
プロですら外しに外しているのに、素人がうまくいかせようと考えるのもおかしな話です。
また、20年くらい放置というのもポイントです。
米国市場は20年投資をすると必ず増えるというデータがあるためです。
S&P500であれば、20年の平均での年リターンは9.8%で、驚異的な数値になっています。
不動産投資なんかよりも初期コストやリスクがなく高いリターンを得れます。
まとめ
株式投資においては細かいことは気にせず、3ステップで資産を築きましょう。
- 良い指数を選ぶ
- その指数と連動する投資先を選ぶ
- あとは定期積み立てで、20年くらい放置
資産運用に興味がある恐竜。いろんな国や商品に投資。投資歴はまあまあ長め。基軸はインデックス投資での運用。短期売買はあまりせず、長期目線での投資をコツコツと。